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既卒の転職率は動き方で変わる|新卒枠と中途枠、今すぐ決めるべき動き方

既卒 転職 20代・第二新卒の転職
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この記事を書いた人

キャリア転職ナビ+編集部|元WEB系事業責任者・面接担当300名以上

掲載内容は、元採用責任者の知見をもとに独自に作成しています。提携企業による内容への影響はありません。

新卒で正社員になれず、既卒のまま時間だけが過ぎていく焦りを感じていないでしょうか。「既卒は不利」という情報だけが先に入ってきて、新卒枠と中途枠のどちらで動くべきか、既卒になった理由をどう説明すればいいかが整理できないまま止まっていないでしょうか。

既卒であることの不利な条件そのものは変わりませんが、内定を得られるかどうかという結果は、動き方次第で変わります。この記事では、その動き方の決め方と、具体的な進め方を整理します。

既卒の転職率は動き方で変わる

既卒であることは、新卒一括採用のルートに乗れない・年齢に対して実務経験がないという点で、構造的に不利な条件です。マイナビの既卒者向け調査でも、調査時点で内定を保有していると回答した既卒者は34.8〜49.3%程度にとどまっています(出典:マイナビ既卒者の就職活動に関する調査)。この条件自体は、動き方によって変わるものではありません。

ただし、その条件の中で内定を得られるかどうかという結果は、動き方次第で大きく変わります。実際、新卒枠と中途枠を合わせれば既卒を受け入れる企業は7割を超えており(出典:マイナビジョブ20’s)、応募できる母数自体は決して少なくありません。

内定を得られていない既卒者に多いのは、次の3つの動き方をしてしまっているケースです。

  • 新卒枠か中途枠のどちらかしか見ていない
  • 応募先を大手企業に偏らせている
  • 既卒になった理由を面接でうまく説明できていない

逆に言えば、これらを一つずつ潰していけば、既卒という条件の中でも内定という結果は十分に変えられます。

既卒は転職市場でどう扱われているか

新卒・第二新卒との違い

既卒とは、大学・短大・専門学校・高校などを卒業したあと、正社員として勤務した経験がない人を指します。法律上の定義ではなく、採用の現場で特定の層を区別するために使われている言葉です。

新卒は卒業前に内定を得て入社する人を指すのに対し、既卒は卒業時点で内定がないまま卒業した人を指します。また、一度正社員として就職したあと短期間で転職する第二新卒とは、正社員としての就業経験の有無という点で明確に異なります。自分が第二新卒に近い状況にある場合は、必要な準備が変わってくるため、区別して考えることが大切です。第二新卒の対象範囲や企業の見方は「第二新卒とは?何年目・何歳までが対象か」で詳しく解説しています。

企業が既卒に対して見ているポイント

企業が既卒の応募者を見るときに気にしているのは、主に次の2点です。

1つは、意欲の有無です。なぜ卒業時点で内定を得られなかったのか、その期間に何をしていたのかによって、働く意欲を疑われるリスクがあります。もう1つは、年齢と経験のギャップです。新卒と比べて年齢は上がっているにもかかわらず、実務経験がないという点が、評価のしにくさにつながっています。

この2点への懸念をどう払拭するかが、このあとの動き方に直結します。

新卒枠と中途枠、どちらを軸にするかを決める

新卒枠か中途枠のどちらかしか見ていないと、応募できる求人の母数を自分から減らしてしまいます。まずは両方に応募できる可能性があることを前提にした上で、どちらを軸にするかを決めましょう。

新卒枠を軸にすべきケース

卒業後の期間がまだ浅い場合は、新卒枠を軸にするのがおすすめです。卒業後3年以内の既卒者は新卒枠での応募が可能な企業が多く(出典:マイナビジョブ20’s)、研修制度やポテンシャル評価を前提とした採用ルートに乗りやすくなります。大手企業や自治体・公的機関など、新卒採用をメインルートにしている組織を狙いたい場合にも向いています。

中途枠を軸にすべきケース

卒業後の期間が3年以上空いている場合や、未経験歓迎の求人を中心に探したい場合は、中途枠を軸にするほうが現実的です。すでに関心のある業界・職種が固まっている場合も、新卒向けの一括採用フローよりも、中途枠で個別に選考が進む求人のほうが動きやすくなります。

既卒になった理由を、面接で答えられる形に整理する

動き方を間違えていなくても、既卒になった理由の説明を準備しないまま面接に臨むと、意欲を疑われて選考が進みません。理由ごとに、伝え方を整理しておきましょう。

就活がうまくいかなかった場合

反省だけで終わらせず、何がうまくいかなかったのかを自分なりに特定した上で、今回はその点をどう対策しているかとセットで伝えます。原因を曖昧にしたまま「頑張ります」で終わると、同じ結果を繰り返すのではと見られてしまいます。

資格・試験に挑戦していた場合

継続して努力できることを示しつつ、なぜ民間企業への就職に切り替えたのかという理由を明確にします。試験への挑戦自体は評価されやすい一方で、切り替えの理由が曖昧だと、志望度の低さを疑われます。

留学していた場合

留学で得た経験を、今回志望する仕事にどうつなげるのかを具体的に語ります。語学力や異文化での経験そのものよりも、そこで得たものを今の選考にどう活かすかという接続部分が見られています。

アルバイトを続けていた場合

アルバイトの中で工夫した点や、任されるようになった役割の変化を、志望する仕事に置き換えて語れるようにしておきます。「アルバイトをしていました」だけで終わらせず、そこでの行動を実務にどう再現できるかまで伝えることが必要です。

  • 就活がうまくいかなかった場合
  • 資格・試験に挑戦していた場合
  • 留学していた場合
  • アルバイトを続けていた場合

応募先の幅を広げて、期限を区切って動き始める

新卒枠・中途枠を決め、理由の説明も整理できたら、次は応募先の選び方とペース配分です。応募先を大手企業だけに絞ってしまうと、それだけで選考機会自体が少なくなります。

中小企業・未経験歓迎求人まで視野を広げる

大手企業は応募者数が多く、既卒であること以上に競争率自体が高くなりやすい傾向があります(出典:talentsquare)。中小企業や未経験歓迎の求人は、実務経験よりも意欲やポテンシャルを重視する採用基準を持っていることが多く、既卒にとっては現実的な選択肢になります。

既卒向け支援サービスの使い分け

新卒枠を軸にする場合は新卒応援ハローワークなど新卒向けのサービス、中途枠を軸にする場合は未経験歓迎求人を扱う転職エージェントや求人サイトというように、軸に応じて使うサービスを変えると、扱っている求人とのミスマッチを減らせます。

中途枠を軸にする場合や、何から始めればいいか分からない場合は、既卒・第二新卒・フリーターの就職を専門に支援しているエージェントを使うと進めやすくなります。既卒になった理由の伝え方や、職歴がない前提での書類の書き方から一緒に準備できるためです。

UZUZ既卒|既卒・フリーターの就職を一人ひとりに合わせて支援

項目内容
対象20代の既卒・フリーター・第二新卒(18〜29歳)
料金無料
サポート内容自己分析、応募書類(キャリアシート)づくり、仕事選び、求人ごとの面接対策
担当者就活での挫折や短期離職を経験したキャリアアドバイザー
実績就業サポート63,110名、入社3か月後の定着率96%(いずれも2024年5月までの実績)
拠点東京・大阪・旭川
  • こんな人におすすめ:既卒になった理由の伝え方や、職歴がない前提での書類づくりから相談したい方
  • 当サイトの基準で評価が高い点:内定の数より入社後の定着を重視していて、応募する求人ごとに面接対策をしてもらえる
  • 注意点:対象は20代が中心です。30代以上の方は、ほかのサービスもあわせて検討しましょう

※ 公式サイトで公開されている内容です(確認日:2026年10月10日)。サービスの内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで確かめてください。

20代の転職相談所|初めての転職を相談しながら進めたい20代向け

項目内容
対象20代(既卒・第二新卒を含む)
料金無料
サポート内容個別の転職・就職相談、求人紹介、適性診断などの診断コンテンツ
相談コース「初めての転職」疑問解消コース、新卒入社からの早期離職相談コースなど
求人5,000社を超える企業が求人を登録
拠点東京・大阪・名古屋
  • こんな人におすすめ:初めての転職で何から始めればいいか分からない方、新卒で入った会社を早く辞めるか迷っている方
  • 当サイトの基準で評価が高い点:状況に合わせた相談コースがあり、辞めるかどうかを決める前の段階から相談できる
  • 注意点:会員は首都圏・関西・東海エリアが中心です。地方で働きたい方は、希望の地域の求人があるか先に確かめましょう

※ 公式サイトで公開されている内容です(確認日:2026年10月12日)。サービスの内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで確かめてください。

応募のペース配分

既卒の期間が伸びるほど、その間何をしていたかという説明の重みが増していきます。いつまでに内定を得るかという期限を先に決め、そこから逆算して応募のペースを組み立てておくと、動きが止まりにくくなります。

よくある質問

新卒枠と中途枠、両方に応募してもいいですか?

可能です。むしろ両方の可能性を残しておいたほうが応募できる求人の母数が増えます。ただし、どちらの枠として応募したかを自分の中で管理し、面接で混同しないようにしておきましょう。

既卒の期間はどこまで許容されますか?

明確な基準はありませんが、卒業後3年以内は新卒枠の対象として案内されることが多くなっています(出典:マイナビジョブ20’s)。期間が伸びるほど、その間の説明の重みが増していきます。

既卒でも大手企業を狙えますか?

応募すること自体は可能ですが、競争率は上がりやすくなります。大手企業だけに絞らず、中小企業や未経験歓迎求人も並行して受けておくのが現実的です。

面接で必ず聞かれることは何ですか?

既卒になった理由、その期間に何をしていたか、今回の志望動機の3点は、ほぼ必ず聞かれます。あらかじめ整理しておきましょう。

20代で未経験の仕事に転職する進め方は、こちらで解説しています。

20代未経験転職|狙える職種・将来年収・失敗しない進め方を解説
20代未経験転職で狙える職種を、入社時年収・将来年収・向き不向きで徹底比較。前職の経験を活かした職種の選び方から、書類・面接対策・やってはいけないことまで、失敗しない転職活動の進め方をまとめました。

25歳前後でフリーターから正社員を目指す進め方は、こちらで解説しています。

25歳フリーターの就職|今から正社員を目指す進め方
25歳のフリーター就職は手遅れではありません。就職を左右するのは経歴ではなく「動けない心理的ブレーキ」。過去の失敗や思い込みの正体を解き、面接での伝え方から今日から始められる準備まで解説します。

無料の診断(1分ほど)

まだ迷っているなら、1分の質問で整理する

これから就職先や転職先を選ぶ人は、動き方を決める前に考えを整理しておきましょう。元採用責任者の視点で作った診断に答えると、今動くべきか、まだ今の職場で試せることがあるかがわかります。

転職すべきか診断を受ける

まとめ

既卒であることの不利な条件そのものは変わりませんが、内定を得られるかどうかという結果は動き方で変わります。新卒枠・中途枠の両方を視野に入れた上でどちらを軸にするかを決め、既卒になった理由を面接で答えられる形に整理し、応募先の幅を広げて期限を区切って動く。この3つを押さえれば、既卒という条件の中でも内定という結果は十分に変えられます。

この記事を書いた人

管理人S(キャリア転職ナビ+編集部)

元WEB系事業責任者/面接担当 300名以上

WEB系事業の責任者として、300名以上の採用面接を担当し、書類選考から採用判断まで一貫して関わってきました。自身も3回の転職を経験し、選ぶ側と選ばれる側の両方の目線から、後悔しない転職の判断と準備を発信しています。

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