このページでは私自身が転職者としてどんな道を歩んできたかをまとめています。フリーターから正社員になり、3回の転職を経て、今は採用する側にも立つようになりました。判断基準というより、実際に起きたことをそのまま振り返る記録として読んでください。
3回の転職をひと目で振り返る
フリーターから正社員になり、そこから3回の転職を経験しました。それぞれの転職で、仕事の探し方も目的も違っています。
| 時期 | 年齢 | 仕事 | 仕事の探し方 | 転職の目的 |
|---|---|---|---|---|
| 最初の就職 | 23〜25歳 | パソコン関連の店舗スタッフ | 知人の紹介 | フリーターから正社員になる |
| 1回目の転職 | 25〜29歳 | 小規模商社の事務職 | 自分で求人を探して応募(3件目の面接で採用) | 環境を変える |
| 2回目の転職 | 30〜40歳 | スタートアップベンチャー企業(在籍中に上場を経験。のちにWEB系事業の責任者として面接を担当) | 複数の転職エージェントに相談(活動は約半年) | 年収を上げる |
| 3回目の転職 | 40歳〜現在 | 地元の企業 | 求人情報サイトから自分で応募(1社目で内定) | ライフワークバランスと地元で働くこと |
最初の会社は約2年で離れていましたが、短期離職が不利になっていると感じることはありませんでした。募集条件に、自分が得意としていたスキル(当時はパソコン操作)が含まれている求人に絞って応募していたためです。
フリーターから正社員へ ― 1社目で直面したミスマッチ
正社員としての最初の就職は、知人が紹介してくれたおかげで、書類作成や面接で苦労することはなく、スムーズに入社が決まりました。
聞いていた話は、パソコン関連の店舗スタッフという内容でした。しかし実際は、ワンオペで店舗業務全般を担う、即戦力が求められる仕事でした。聞いていた内容と実際の仕事内容の間にギャップがあり、そのギャップを抱えたまま一生懸命働くも、怒られることが多い日々が続きました。
振り返って思うのは、当時の自分は「採用されること」を目的にしていて、入社後に自分がどう働くことになるのかを具体的に予測できていなかったということです。このギャップに苦しんだまま、2年ほどでこの会社を離れることになります。
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1回目の転職 ― 「やりたいこと」ではなく「できること」で仕事を探す
1社目での経験を踏まえ、次の仕事探しでは方針を変えました。自分が「やりたいこと」ではなく、自分に「できること」を求めている会社に絞って求人を探すようにしたのです。
面接では、自分のスキルが応募先のどんな場面で活かせるかを、一生懸命説明していました。当時は意識していませんでしたが、今振り返ると、これは自分の実績を応募先で再現できることをアピールしていたのだと思います。
この探し方と伝え方が良かったのか、3件目の面接で小規模商社の事務職として採用が決まりました。
入社後は、環境を変えることそのものが目的だった転職でしたが、結果的に昇進や月給アップという副産物が生まれました。自分の行動が感謝される経験を積み重ねる中で、仕事に没頭するようになっていきました。
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2回目の転職 ― 転職エージェントを使い、年収を大きく伸ばす
年収を上げたいという思いと、未経験でもぎりぎり間に合う年齢だったタイミングが重なり、2回目の転職を決意しました。
当時の自分には、これといった学歴も職歴もありませんでした。複数の転職エージェントに相談する中で、スタートアップベンチャー企業は実績で評価してくれる会社が多く、自分次第で給料も上がりやすいという結論にたどり着き、そちらを狙う方針に決めました。
転職エージェントを使ったことで、自分の希望を叶えるための具体的な進め方が見えるようになり、書類作成や面接対策のフォローも受けられました。当初は3ヶ月程度で転職先が決まると考えて活動していましたが、実際には想定より長引き、半年ほどアルバイトをしながら転職活動を続けることになりました。
入社後は、次のような段階を踏んでキャリアを積み重ねていきました。
2回目の転職先で、任される仕事が広がった6つの段階
- 1言われたことをやる
- 2課題を見つけて解決を提案する
- 3スタッフのフォローを任される
- 41つの仕事を最初から最後まで任される
- 51部門を任される
- 6チーム作りのため、面接も担当する
こうして採用にも携わるようになり、これが「WEB系事業責任者として300名以上の面接に携わった」という経験につながっています。年収も、この転職前と比べて最終的に3倍程度まで上がりました。
この会社には30歳から40歳までの約10年間在籍し、ベンチャー企業が上場するまでの過程も経験しました。
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3回目の転職 ― 転職者・採用者、両方の視点を持って動く
40歳でキャリアの折り返しを迎え、ライフワークバランスと地元で働くことを目的に、3回目の転職を決意しました。
この時点では、転職者としての視点と、採用者としての視点の両方を持っていたため、転職エージェントは使わず、求人情報サイト経由で自分で応募先を探しました。自分の強みと、その強みの再現性をしっかり言語化した上で、面接でも的確に会話ができたことで、1社目で内定を獲得。そのまま現在に至ります。
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振り返って
1社目では、採用されることだけを目的にしていて、入社後の自分の姿を具体的に想像できていませんでした。1回目の転職では、自分が「できること」を軸に仕事を探し、伝え方を変えたことで、結果的に良い変化につながりました。2回目の転職では、転職エージェントの力を借りながら、年収と裁量の両方を大きく伸ばすことができました。3回目の転職では、転職者と採用者、両方の経験を積んだ上で、自分の力だけで納得のいく決断ができました。
3回の転職は、それぞれ状況も理由も違いますが、共通しているのは「自分に何ができるか」を、その都度言語化し直してきたということだったと思います。
