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転職面接の自己紹介1分でまとまる作り方|採用担当が質問したくなる組み立て方

面接・書類対策
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この記事を書いた人

キャリア転職ナビ+編集部|元WEB系事業責任者・面接担当300名以上

掲載内容は、元採用責任者の知見をもとに独自に作成しています。提携企業による内容への影響はありません。

面接の日程が決まったものの、最初の「では、自己紹介をお願いします」で何をどこまで話せばいいかが決まらず、原稿が書けずにいませんか。

迷ってしまうのは、自己紹介を「これまでの経歴を全部伝える場」だと考えているからです。

自己紹介は、この後の面接で聞いてほしい話を並べた「目次」です。1分・4つの要素に絞り、質問してほしい実績を1つだけ入れておけば、面接の流れを自分で作れます。

この記事では、WEB系事業の責任者として300名以上の二次面接を担当してきた元採用責任者の目線で、面接官が自己紹介をどう聞いているかを踏まえた作り方と、状況別の例文を紹介します。

  1. 転職面接の自己紹介は1分で4つの要素に絞る
  2. 面接官は自己紹介を聞きながら次の質問を決めている
    1. メモに残るのは数字と固有名詞
    2. 自己紹介に入れた話題がそのまま深掘りされる
  3. 自己紹介を4つの要素で組み立てる
    1. 挨拶とお礼は1文で済ませる
    2. 経歴は応募先に関係する部分だけを要約する
    3. 質問してほしい実績を数字付きで1つ入れる
    4. 入社後に活かしたいことで締める
  4. 自己紹介で話さずに後の質問に残すこと
    1. 自己PRのエピソードは結果だけ伝えて残す
    2. 志望動機と転職理由は一言にとどめる
    3. 職務経歴書の読み上げにしない
  5. 状況別の自己紹介の例文
    1. 営業職から同じ職種へ転職する場合
    2. 事務職から同じ職種へ転職する場合
    3. エンジニアが転職する場合
    4. 未経験の職種に応募する場合
    5. 転職回数が多い場合
    6. 短期離職やブランクがある場合
  6. 時間や内容を指定されたときの調整方法
    1. 30秒と言われたら経歴と実績だけを残す
    2. 3分と言われたら実績の背景を1つ足す
    3. 自己PRや職務経歴を含めるよう言われたときの組み替え方
  7. 本番で言葉に詰まらないための練習方法
    1. 文章ではなく4つのキーワードで覚える
    2. 声に出して時間を計る
    3. 頭が真っ白になったら経歴の一言に戻る
  8. 編集部おすすめのサービス
    1. リクルートエージェント|求人の数から相場をつかめる総合型
    2. 転職AGENT Navi|相性の合う転職エージェントを紹介してもらえる
  9. よくある質問
    1. 「簡単に自己紹介してください」と言われたら何秒で話せばいいですか?
    2. 自己紹介を求められずに面接が始まったらどうすればいいですか?
    3. オンライン面接で気をつけることはありますか?
    4. 二次面接や最終面接でも同じ自己紹介でいいですか?
    5. 趣味や人柄の話は入れたほうがいいですか?
  10. まとめ

転職面接の自己紹介は1分で4つの要素に絞る

転職面接の自己紹介は、1分で次の4つだけを話せば十分です。

  1. 挨拶とお礼
  2. 応募先に関係する経歴の要約
  3. 質問してほしい実績1つ
  4. 入社後に活かしたいこと

声に出して読むと、200〜300字の原稿で45秒から1分ほどになります。

4つのうち、いちばん大事なのは3つ目です。自己紹介の役割は、経歴をすべて伝えることではありません。この後の面接で何を聞いてほしいかを、面接官に示すことです。

実績を1つに絞って入れておくと、面接官はそこを質問します。あなたは準備してきた話で答えられるので、自分が得意な話題で面接を進められます。

反対に、経歴を時系列で全部話すと、面接官はどこを質問すればいいか迷います。その結果、質問は職務経歴書から順番に選ばれ、準備していない話題から聞かれることになります。

面接官は自己紹介を聞きながら次の質問を決めている

面接官の側から見ると、自己紹介の1分は「この後、何を質問するか」を決める時間です。

メモに残るのは数字と固有名詞

面接官は自己紹介を聞きながら、手元の職務経歴書や評価シートにメモを取っています。

メモに残るのは、「新規契約数を前年の1.3倍にした」「顧客管理システムの入れ替えを担当した」のように、数字や固有名詞が入った言葉です。

一方で、「コミュニケーション力を活かして」「幅広い業務を経験し」のような言葉は、聞いているときはうなずいても、メモには残りません。メモに残らない言葉は、その後の質問にもつながりません。

自己紹介に入れた話題がそのまま深掘りされる

面接官は、メモに残った言葉の中から「もっと詳しく聞きたい」と思ったものを選んで、次の質問にします。

たとえば自己紹介で「既存顧客からの紹介を増やす仕組みを見直し、新規契約数を前年の1.3倍にしました」と話せば、次の質問はかなりの確率で「どんな仕組みにしたんですか」になります。

つまり、自己紹介に何を入れるかで、その後に何を聞かれるかがある程度決まります。面接は受け身になりやすい場ですが、冒頭の1分は、話す内容を自分で決められるほぼ唯一の時間です。

経歴の要約としてではなく、この後に聞いてほしい話を並べた目次として作りましょう。

面接官が自己紹介以外で何を見ているかは、面接官が本当に見ている5つのことで詳しく紹介しています。

自己紹介を4つの要素で組み立てる

ここからは、4つの要素を1つずつ作っていきます。手元に職務経歴書と応募先の求人票を用意しておくと進めやすくなります。

挨拶とお礼は1文で済ませる

挨拶は「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します。」の1文で十分です。

ここを丁寧にしすぎると、肝心の実績を話す時間が削られます。明るく、はっきり名乗ることだけを意識してください。

経歴は応募先に関係する部分だけを要約する

経歴は「今の会社で、どんな立場で、何を任されているか」を1〜2文にまとめます。新卒から順番に話す必要はありません。

現在は〇〇株式会社で、中小企業向けの法人営業を5年担当しています。新規開拓から導入後のフォローまでを1人で受け持っています。

応募先の仕事に関係しない経歴は、思い切って省きます。省いた経歴は職務経歴書に書いてあるので、気になれば面接官から質問されます。

質問してほしい実績を数字付きで1つ入れる

求人票の「求める経験」や「歓迎するスキル」にいちばん近い実績を1つ選び、数字で伝えます。

コツは、結果ははっきり言い切り、工夫は「〜を見直したことで」程度にとどめることです。工夫の中身まで話してしまうと、面接官が質問する余地がなくなります。「どう見直したんですか」と聞かれたら、そこで準備してきた話をすれば大丈夫です。

数字で表しにくい仕事の場合は、件数・頻度・期間・人数に置き換えます。

  • 毎月約300件の請求処理を担当
  • 3名のチームで、週1回の改善会議を運営
  • 半年かけて、新しい受付手順を社内に定着させた

入社後に活かしたいことで締める

最後は「この経験を、御社の〇〇で活かしたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。」と締めます。

志望動機を全部話す必要はありません。締めの言葉で話の終わりがはっきりすると、面接官は次の質問に移りやすくなります。

  • 挨拶とお礼は1文で済ませる
  • 経歴は応募先に関係する部分だけを要約する
  • 質問してほしい実績を数字付きで1つ入れる
  • 入社後に活かしたいことで締める

自己紹介で話さずに後の質問に残すこと

自己紹介の後には、職務経歴の説明・転職理由・志望動機・自己PRといった質問が続くのが一般的です。自己紹介で話しすぎると、後の質問で同じ話を繰り返すことになります。次の3つは、自己紹介では話さずに残しておきましょう。

自己PRのエピソードは結果だけ伝えて残す

実績は結果だけを伝え、強みの説明やエピソードの詳細は自己PRの質問まで残します。

自己紹介でエピソードを出し切ると、「自己PRをお願いします」と言われたときに話すことがなくなります。自己PRの組み立て方は、自己PRの作り方で紹介しています。

志望動機と転職理由は一言にとどめる

志望動機は締めの1文に入れる程度で十分です。

転職理由は、自己紹介では触れなくてかまいません。特に退職理由から話し始めると、面接がネガティブな話題から始まってしまいます。詳しい伝え方は、志望動機の書き方と転職理由の伝え方を参考にしてください。

職務経歴書の読み上げにしない

面接官は、職務経歴書を手元に置いて自己紹介を聞いています。書類と同じ文章をそのまま読むと、「それはもう読みました」という印象になります。

書類に書いてある事実はそのまま使いつつ、書類にはない「なぜその仕事を任されたのか」「何を意識していたのか」を1つだけ足してください。口頭で話す意味が生まれます。職務経歴書の冒頭の要約の書き方は、職務経歴書の書き方で紹介しています。

状況別の自己紹介の例文

ここまでの4つの要素で組み立てた例文です。名前や数字は、ご自身の経歴に置き換えて使ってください。

営業職から同じ職種へ転職する場合

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。山田太郎と申します。現在は〇〇株式会社で、中小企業向けに業務システムを提案する法人営業を5年担当しています。新規開拓から導入後のフォローまでを1人で受け持ち、昨年度は新規契約数を前年の1.3倍に伸ばしました。既存のお客様からの紹介を増やす仕組みを見直したことが、大きかったと考えています。御社では、より規模の大きい企業への提案に挑戦し、これまでの経験を活かしたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

「紹介を増やす仕組みを見直した」が、質問してほしい部分です。仕組みの中身はあえて話さず、聞かれたときのために準備しておきます。

事務職から同じ職種へ転職する場合

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。佐藤花子と申します。現在は〇〇株式会社の経理部で、請求書の発行と入金管理を4年担当しています。毎月約300件の請求処理を受け持つなかで、確認作業の手順を見直し、月末の残業を月20時間から5時間ほどに減らしました。御社では、正確さと効率の両方が求められる経理業務で、この経験を活かしたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

事務職は成果を数字にしにくいと思われがちですが、件数や時間に置き換えると伝わりやすくなります。

エンジニアが転職する場合

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。鈴木一郎と申します。現在はWeb制作会社で、ECサイトのバックエンド開発を3年担当しています。主にPHPとLaravelを使い、決済まわりの機能改修を担当してきました。直近では、ページの表示速度を改善するプロジェクトで、表示にかかる時間を約4割短くしました。御社では、自社サービスの開発に腰を据えて関わり、改善の経験を活かしたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

使っている技術は、求人票に書かれているものを中心に絞ります。全部並べると、どれが得意なのかが伝わりません。

未経験の職種に応募する場合

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。田中美咲と申します。アパレルの販売職として4年勤務し、現在は店舗の副店長を務めています。来店されるお客様の傾向をもとに売り場の配置を変える取り組みを続け、担当エリアの売上を前年の110%に伸ばしました。お客様の反応を数字で確かめながら改善する仕事にやりがいを感じ、より本格的に取り組みたいと考えて、Webマーケティング職を志望しました。現在は、アクセス解析の勉強を独学で進めています。本日はよろしくお願いいたします。

未経験の職種では、これまでの仕事と応募する仕事の共通点(ここでは「数字を見て改善する」)を1つ示します。今取り組んでいることを添えると、意欲が具体的に伝わります。

転職回数が多い場合

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。高橋健と申します。これまで3社で、いずれも法人向けの営業を担当してきました。人材業界とIT業界で合わせて7年間、中小企業の課題をヒアリングして解決策を提案する仕事を続けています。現職では、営業に加えて、4名のメンバーの目標管理も担当しています。御社では、業界をまたいで身につけた提案の経験を活かしたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

会社ごとに順番に話すと、それだけで1分を超えてしまいます。3社に共通する仕事の軸でまとめ、それぞれの転職理由は聞かれてから答えます。

短期離職やブランクがある場合

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。伊藤さくらと申します。大学卒業後、〇〇株式会社に入社し、1年間、法人営業を担当しました。その後、家族の介護のために退職し、約半年間、家業を手伝いながら簿記2級を取得しました。現在は介護の体制が整い、フルタイムで働ける状況です。営業で身につけたお客様への対応と簿記の知識を活かせる営業事務として、御社で長く働きたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

短期離職やブランクは、隠すより事実を短く伝えたほうが、面接官は安心します。伝えるのは「何があったか」「その間に何をしていたか」「今は働ける状況か」の3つだけで、詳しい理由は聞かれてから答えます。伝え方は短期離職の理由の伝え方で詳しく紹介しています。

  • 営業職から同じ職種へ転職する場合
  • 事務職から同じ職種へ転職する場合
  • エンジニアが転職する場合
  • 未経験の職種に応募する場合
  • 転職回数が多い場合

時間や内容を指定されたときの調整方法

面接によっては、自己紹介の時間や内容を指定されることがあります。4つの要素の骨組みはそのままに、足したり削ったりして調整します。

30秒と言われたら経歴と実績だけを残す

30秒の場合は、挨拶・経歴1文・実績1文・締めの「よろしくお願いいたします」だけにします。原稿は150字前後が目安です。

削るのは、実績を出すまでの工夫と、入社後に活かしたいことです。

3分と言われたら実績の背景を1つ足す

3分は長めの指定です。足すのは経歴ではなく、「実績の背景」と「応募先を選んだ理由」の2つです。

実績の背景とは、どんな課題があって、自分が何を考えて動いたのかです。経歴を増やすと話が散らばりますが、実績を深めれば、1分版と同じく質問してほしい話題がはっきりしたままです。

自己PRや職務経歴を含めるよう言われたときの組み替え方

「自己PRを含めて自己紹介してください」と言われたら、実績の部分を強みの言葉から始めます。

私の強みは、数字をもとに営業の進め方を見直せることです。昨年度は〜

「職務経歴を交えて」と言われたら、経歴の要約を2〜3文に広げます。応募先に関係する仕事から順に話し、関係の薄い経歴は短くまとめます。

どちらの場合も、全体は1分半以内を目安にすると、話が長くなりすぎません。

本番で言葉に詰まらないための練習方法

原稿ができたら、本番で思い出せる状態にしておきます。

文章ではなく4つのキーワードで覚える

原稿を一字一句覚えようとすると、1語忘れただけで止まってしまいます。覚えるのは、4つの要素それぞれのキーワードだけにします。

お礼 → 法人営業5年 → 新規契約1.3倍 → 大企業への提案

キーワードの間は、その場の自分の言葉でつなげば大丈夫です。少し言い回しが変わるくらいのほうが、暗記した文章を読み上げている印象になりません。

声に出して時間を計る

頭の中で読むのと、声に出すのとでは、かかる時間が大きく違います。スマホのストップウォッチで計り、1分を超えたら経歴の部分から削ってください。

録音して聞き返すと、早口になっている部分や、言葉に詰まりやすい部分がわかります。

頭が真っ白になったら経歴の一言に戻る

緊張で言葉が出てこなくなったら、「現在は〇〇で、〇〇を担当しています」という経歴の1文に戻ります。この1文だけは、どんな状況でも言えるようにしておきましょう。そこから実績につなげれば、話を立て直せます。

途中で言い直しても、それだけで評価が大きく下がることはありません。面接官が見ているのは、うまく話せるかより、聞かれたことに対して要点を伝えられるかです。

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よくある質問

「簡単に自己紹介してください」と言われたら何秒で話せばいいですか?

30秒から1分を目安にしてください。「簡単に」は、短くまとめてほしいという合図です。迷ったら、30秒版(経歴と実績だけ)で話し、面接官の反応を見て補足すれば十分です。

自己紹介を求められずに面接が始まったらどうすればいいですか?

無理に自己紹介を挟む必要はありません。最初の質問が職務経歴や転職理由であれば、答えの冒頭に「現在は〇〇で〇〇を担当しています」と経歴の1文を添えると、自己紹介と同じ役割を果たせます。

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まとめ

転職面接の自己紹介は、経歴の要約ではなく、この後の面接で聞いてほしい話を並べた目次です。

  • 1分以内(200〜300字)で、挨拶・経歴の要約・実績1つ・入社後に活かしたいことの4つに絞る
  • 実績は数字で言い切り、工夫の中身は質問されるまで残しておく
  • 自己PRのエピソード、転職理由、職務経歴書の読み上げは入れない
  • 時間を指定されたら、骨組みはそのままで実績の背景を足したり削ったりする
  • 原稿は文章ではなく、4つのキーワードで覚える

まずは手元の職務経歴書と求人票を見比べて、「質問してほしい実績」を1つ選ぶところから始めてみてください。

この記事を書いた人

管理人S(キャリア転職ナビ+編集部)

元WEB系事業責任者/面接担当 300名以上

WEB系事業の責任者として、300名以上の採用面接を担当し、書類選考から採用判断まで一貫して関わってきました。自身も3回の転職を経験し、選ぶ側と選ばれる側の両方の目線から、後悔しない転職の判断と準備を発信しています。

面接官が本当に見ている5つのこと運営者の転職履歴管理人Sのプロフィール運営者情報・編集方針

キャリア転職ナビ+は、唯一の正解を示すのではなく、あなたが自分で納得して判断できる状態になることを目的に情報を発信しています。

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