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転職の面接でよく聞かれる質問と答え方|必ず聞かれる質問の回答例と、準備の進め方

面接で質問された時の答え方 面接・書類対策
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キャリア転職ナビ+編集部|元WEB系事業責任者・面接担当300名以上

掲載内容は、元採用責任者の知見をもとに独自に作成しています。提携企業による内容への影響はありません。


転職の面接が決まったものの、何を聞かれるのかがわからず、どこから準備すればいいのか迷っていないでしょうか。「よく聞かれる質問」を調べると数十から100以上の質問が出てきて、すべてに答えを用意するのは現実的ではないと感じている人も多いはずです。

準備が進まない原因は、質問を一つひとつ覚えようとしていることにあります。質問の数は無数にありますが、面接官がそれぞれの質問で確かめようとしていることは、実はそれほど多くありません。

転職の面接の質問は、「この人は入社後に活躍できるか」「すぐに辞めずに続くか」「会社や仕事に合うか」の3つを確かめるためのものです。この3つを軸に準備すれば、想定していなかった質問にも落ち着いて答えられます。

この記事では、必ず聞かれる質問の回答例と、3つの確認ポイント別の質問一覧、逆質問の答え方、面接前の準備の進め方を解説します。読み終えるころには、面接までに何を準備すればいいかが明確になります。

  1. 面接の質問は「できるか・続くか・合うか」を確かめている
    1. 3つの確認ポイントと、代表的な質問
    2. 質問の意図がわかれば想定外の質問にも答えられる
    3. 面接官が答えを聞きながら見ていること
  2. 必ず聞かれる質問と回答例
    1. 自己紹介・これまでの経歴を教えてください
    2. 転職理由を教えてください
    3. 志望動機を教えてください
    4. あなたの強みを教えてください
    5. これまでの仕事で成果を上げた経験を教えてください
    6. 入社後どんな仕事をしたいですか
  3. 「できるか」を確かめる質問
    1. 仕事での失敗経験と、そこから学んだことを教えてください
    2. 仕事で苦労したことと、どう乗り越えたかを教えてください
    3. あなたの弱みを教えてください
    4. チームの中では、どんな役割を担うことが多いですか
  4. 「続くか」を確かめる質問
    1. 在籍期間が短い理由・転職回数が多い理由を教えてください
    2. 他社の選考状況を教えてください
    3. 残業や休日出勤、転勤は対応できますか
    4. 希望年収を教えてください
    5. 入社可能な時期はいつですか
  5. 「合うか」を確かめる質問
    1. 5年後・10年後のキャリアをどう考えていますか
    2. 転職先を選ぶうえで、大切にしていることは何ですか
    3. 当社の商品・サービスについて、どう思いますか
    4. どんな職場・上司のもとで働きたいですか
  6. 逆質問(「何か質問はありますか」)への答え方
    1. 逆質問で確かめられていること
    2. 3つの確認ポイント別の逆質問の例
    3. 避けたい逆質問
  7. 面接前の準備の進め方
    1. 応募書類を読み返し、話す内容とそろえる
    2. 1次面接と2次面接では、確かめられることが違う
    3. 必ず聞かれる質問の答えを、1分でまとめて声に出して練習する
    4. 転職エージェントの模擬面接で、深掘りの質問に慣れておく
  8. 編集部おすすめのサービス
    1. リクルートエージェント|求人の数から相場をつかめる総合型
    2. 転職AGENT Navi|相性の合う転職エージェントを紹介してもらえる
    3. ユメキャリ転職エージェント|企業の人事目線で書類と面接を対策したい人向け
  9. よくある質問
    1. 転職の面接時間はどれくらいですか?
    2. 答えられない質問をされたら、どうすればいいですか?
    3. オンライン面接で気をつけることは?
    4. 在職中で、面接の日程が合わないときは?
    5. 面接のあと、お礼のメールは送るべきですか?
  10. まとめ

面接の質問は「できるか・続くか・合うか」を確かめている

面接官は、面接の限られた時間の中で、「この人を採用して大丈夫か」を判断しなければなりません。そのために確かめていることは、次の3つです。

3つの確認ポイントと、代表的な質問

確認ポイント面接官が知りたいこと代表的な質問
できるか入社後、募集しているポジションで活躍できるかこれまでの経歴、成果を上げた経験、強み・弱み、失敗経験
続くか入社後、同じ理由ですぐに辞めてしまわないか転職理由、在籍期間・転職回数、他社の選考状況、働き方の条件
合うか会社の方向性や仕事内容、一緒に働く人と合うか志望動機、入社後にしたいこと、将来のキャリア、大切にしていること

転職の面接で聞かれる質問は、ほとんどがこの3つのどれかに当てはまります。質問の言い方が違っても、確かめたいことが同じであれば、答えの軸も同じです。

質問の意図がわかれば想定外の質問にも答えられる

面接では、事前に準備していなかった質問をされることも少なくありません。そのときに慌てないためには、「この質問は、3つのうちどれを確かめようとしているのか」を考えることが大切です。

たとえば「前の職場で、上司とどのように関わっていましたか」と聞かれたとします。一見すると答えにくい質問ですが、これは「合うか(一緒に働く人とうまくやれるか)」を確かめる質問です。そう考えれば、上司との関係の良し悪しを話すのではなく、「上司とどうコミュニケーションを取り、仕事を進めてきたか」を答えればいいとわかります。

反対に、どれだけ多くの回答例を覚えても、質問の意図を理解していなければ、少し聞き方を変えられただけで答えに詰まってしまいます。回答例は丸暗記するためのものではなく、「この質問では何を伝えればいいか」を理解するための材料として使ってください。

面接官が答えを聞きながら見ていること

面接官は、答えの内容だけを聞いているわけではありません。300名以上の面接に携わってきた経験から、答えを聞きながら特に見ているのは次の3点です。

  • 準備してきたか:面接官は、最初のやり取りの段階で「この人はどれだけ準備してきたか」という印象を持ちます。自信のなさは準備不足のサインとして受け取られやすく、その後の面接は、最初に持った印象が正しいかを確かめる時間になりがちです。
  • 深掘りするほど具体的になるか:本当に経験したことであれば、質問を重ねるほど具体的なエピソードや数字が出てきます。反対に、深掘りするほど話が抽象的になっていく場合、その経験への関わりが浅かったと判断されやすくなります。
  • 自分の言葉で話しているか:ネットの模範解答をなぞった答えは、どうしてもよく聞く内容に寄っていきます。自分と向き合って考えた答えは、同じような経験でも、話の具体性がまったく違います。

面接官が実際に何を見て合否を判断しているかは、面接官が本当に見ている5つのことで詳しく解説しています。

必ず聞かれる質問と回答例

ここからは、転職の面接でほぼ必ず聞かれる6つの質問について、質問の意図と回答のポイント、回答例を紹介します。

自己紹介・これまでの経歴を教えてください

質問の意図:できるか。経歴の全体像をつかみ、この後の質問の方向性を決めるための質問です。

回答のポイント

  • 1分程度で、名前・現在の会社と仕事・主な経歴・応募先で活かせることを伝える
  • 職務経歴書の職務要約と同じ内容にし、書類と話がそろっている状態にする
  • 経歴を細かく説明しすぎず、面接官が質問したくなる実績を1つ入れる

回答例

〇〇〇〇と申します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。大学卒業後、株式会社〇〇に入社し、約3年間、中小企業向けのオフィス用品の法人営業を担当してきました。既存顧客40社を担当する中で、購入履歴を分析して提案先を絞り込む営業に取り組み、2024年度は年間売上目標に対して達成率120%を達成しました。この経験を活かし、貴社では、お客様の課題に踏み込んだ提案営業に挑戦したいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

続けて聞かれやすい質問:「その達成率は、どうやって上げたのですか」

職務要約の書き方は、職務経歴書の書き方で解説しています。

自己紹介を1分でまとめる組み立て方と例文は、こちらで詳しく解説しています。

転職面接の自己紹介1分でまとまる作り方|採用担当が質問したくなる組み立て方
転職面接の自己紹介は1分・4つの要素に絞れば迷いません。300名以上を面接した元採用責任者が、面接官が質問したくなる実績の入れ方、自己PRとの線引き、営業・事務・未経験・転職回数が多い場合などの例文を紹介します。

転職理由を教えてください

質問の意図:続くか。入社後、同じ理由ですぐに辞めてしまわないかを確かめる質問です。

回答のポイント

  • 本音の不満は、そのまま転職を考えたきっかけとして使ってかまわない
  • 不満だけで終わらせず、「きっかけ→行動→限界→実現」の4ステップで組み立てる
  • 前の職場や上司を責める言い方ではなく、事実として伝える

回答例

現職では、既存顧客の維持を優先する方針のため、新規開拓に携わる機会がないことから、転職を考えるようになりました。上司にも新規開拓への挑戦を相談してきましたが、会社の方針として新規開拓の担当は設けられておらず、当面実現は難しい状況です。新規開拓に力を入れている貴社で、既存顧客との関係づくりで身につけたヒアリング力を活かし、新しいお客様の開拓に挑戦したいと考えています。

続けて聞かれやすい質問:「今の会社では、その状況を変えられなかったのですか」

転職理由の組み立て方と理由別の回答例は、転職理由の伝え方で詳しく解説しています。

志望動機を教えてください

質問の意図:合うか。数ある会社の中から、なぜこの会社を選んだのかを確かめる質問です。

回答のポイント

  • 「実現したいこと→選んだ理由→活かせる経験→入社後の貢献」の4ステップで組み立てる
  • 選んだ理由は、「理念に共感した」ではなく、応募先にしかない具体的な事実で伝える
  • 転職理由で伝えた「実現したいこと」と話をつなげる

回答例

私は、既存顧客の営業だけでなく、新規顧客の開拓に挑戦したいと考えています。貴社は昨年、関西エリアに新たな営業拠点を開設し、中小企業向けの新規開拓を強化していることから、私が挑戦したい営業に最も近い環境だと考えました。現職では、訪問のたびに活用状況をヒアリングすることで、追加受注を前年の2倍に増やしてきました。入社後は、このヒアリングの経験を活かし、関西エリアでの新規顧客の開拓に貢献したいと考えています。

続けて聞かれやすい質問:「同じ業界の他の会社ではだめなのですか」

志望動機の書き方と状況別の例文は、転職の志望動機の書き方で詳しく解説しています。

あなたの強みを教えてください

質問の意図:できるか。その強みが、応募先の仕事で再現できるものかを確かめる質問です。

回答のポイント

  • 強みは1つに絞り、「強み→根拠となるエピソード→応募先での活かし方」の順で伝える
  • エピソードでは、成果だけでなく、成果を出すまでに何を考え、何を変えたかというプロセスを伝える
  • 応募先の求人票で求められている経験・スキルと関係する強みを選ぶ

回答例

私の強みは、データから課題を見つけ、優先順位をつけて行動できることです。既存顧客を担当していた際、取引が特定の商品で止まっている顧客が多いことに気づき、過去1年分の購入履歴を分析して、追加提案の余地がある30社に絞って提案を重ねました。その結果、追加受注が前年の2倍になりました。貴社の営業でも、顧客データから提案の優先順位を決め、限られた時間で成果につながる営業を行いたいと考えています。

続けて聞かれやすい質問:「その強みが発揮できなかった経験はありますか」

自己PRの詳しい作り方は、自己PRの書き方で解説しています。

これまでの仕事で成果を上げた経験を教えてください

質問の意図:できるか。成果が本人の力によるものか、応募先でも同じように成果を出せるかを確かめる質問です。

回答のポイント

  • 成果は、目標比・前年比・社内順位など、比較対象とセットで数字を伝える
  • チームで出した成果の場合は、その中で自分が担った役割を明確にする
  • 成果よりも、成果を出すまでのプロセスを具体的に話す

面接官は、実績の数字だけでは評価しません。数字は、商材や市場、チームの力にも左右されるからです。そのため、「どうやってその成果を出したのか」を必ず深掘りします。プロセスまで説明できない実績は、実績として評価するのが難しくなります。

続けて聞かれやすい質問:「その成果の中で、あなた自身は何をしましたか」

成果の伝え方は、職務経歴書と同じ考え方で整理できます。数字・プロセス・役割の伝え方は、職務経歴書の書き方で詳しく解説しています。

入社後どんな仕事をしたいですか

質問の意図:合うか。応募先の仕事内容を理解しているか、入社後の姿が具体的にイメージできているかを確かめる質問です。

回答のポイント

  • 求人票の仕事内容に合わせて、実際に担当する業務で何をしたいかを伝える
  • 「学びたい」「成長したい」だけで終わらせず、何に貢献したいかまで伝える
  • 入社直後にすることと、中長期的に目指すことを分けて伝えると具体的になる

回答例

入社後は、まず貴社の商品と既存のお客様の業種について理解を深め、先輩社員の商談に同行しながら、貴社の提案の進め方を身につけたいと考えています。そのうえで、半年後を目安に、関西エリアの新規開拓を担当として任せていただけるようになりたいです。将来的には、現職で取り組んできた購入データの分析を活かし、新規開拓の提案先を絞り込む仕組みづくりにも関わりたいと考えています。

続けて聞かれやすい質問:「その仕事のどんなところに難しさがあると思いますか」

  • 自己紹介・これまでの経歴を教えてください
  • 転職理由を教えてください
  • 志望動機を教えてください
  • あなたの強みを教えてください
  • これまでの仕事で成果を上げた経験を教えてください

「できるか」を確かめる質問

入社後、募集しているポジションで活躍できるかを確かめる質問です。どの質問も、「経験を具体的に話せるか」「その経験が応募先で再現できるか」が見られています。

仕事での失敗経験と、そこから学んだことを教えてください

失敗そのものよりも、失敗の原因をどう分析し、次にどう活かしたかが見られています。失敗の内容は正直に伝え、「原因→改善のために取った行動→その後の結果」の順に話します。「失敗したことはありません」という答えは、自分を振り返る力がないと受け取られるため避けましょう。

入社2年目に、提案資料の確認を怠ったまま商談に臨み、価格の誤りをお客様に指摘されたことがあります。原因は、忙しさを理由に確認の手順を省いていたことでした。それ以降、提案資料は前日までに完成させ、必ずチェックリストで確認してから提出する手順に変えています。その後、同じミスは起きていません。

仕事で苦労したことと、どう乗り越えたかを教えてください

困難な状況で、どう考えて行動する人なのかが見られています。苦労したことの大きさよりも、「何が課題で、どう考え、何を変えたか」というプロセスを具体的に伝えてください。周囲の協力を得た場合は、その中で自分が担った役割を明確にします。

あなたの弱みを教えてください

自分を客観的に理解しているか、弱みにどう向き合っているかが見られています。応募先の仕事で致命的になる弱みは避け、「弱み→その弱みで困った経験→改善のために取り組んでいること」の順に伝えます。弱みを強みの言い換えにするだけの答え(「頑張りすぎてしまうところです」など)は、自分と向き合っていない印象になりやすいため注意しましょう。

チームの中では、どんな役割を担うことが多いですか

入社後、チームの中でどう機能する人なのかが見られています。リーダー経験がなくても問題ありません。「メンバーとして、どんな場面で、何を担当してきたか」を具体的なエピソードで伝えてください。「リーダー的なポジションでした」のように、具体的な役割や行動が伴わない答えは評価されにくくなります。

「続くか」を確かめる質問

入社後、すぐに辞めてしまわないか、働き方の条件が合うかを確かめる質問です。どの質問も、正直に答えることが前提です。ここで事実と違う答えをすると、入社後のミスマッチにつながります。

在籍期間が短い理由・転職回数が多い理由を教えてください

「次の会社でも、すぐに辞めてしまうのでは」という懸念を確かめる質問です。辞めた理由を説明するだけでなく、「入社前の判断のどこにズレがあったか」「そのズレを今回の転職活動でどう防いでいるか」まで伝えると、同じことを繰り返さない根拠になります。

在籍期間が短い場合の伝え方は、短期離職の理由を転職・面接で使える言葉に変える方法で詳しく解説しています。

他社の選考状況を教えてください

入社の可能性や、転職の軸が一貫しているかが見られています。選考中の企業がある場合は、正直に伝えてかまいません。その際は、「同じ業界の法人営業を中心に応募しています」のように、応募先に共通する軸を添えると、一貫性のある転職活動をしていることが伝わります。

残業や休日出勤、転勤は対応できますか

入社後の働き方の条件が合うかを確かめる質問です。対応できない条件がある場合は、面接の段階で正直に伝えてください。「対応できます」と答えて入社した後に対応できなければ、自分にとっても会社にとってもミスマッチになります。対応できる範囲がある場合は、「繁忙期の残業には対応できます」のように、具体的に伝えましょう。

希望年収を教えてください

希望と会社の給与水準が合うかを確かめる質問です。現在の年収を基準に、根拠のある金額を伝えます。「現在の年収が〇〇万円のため、〇〇万円以上を希望しますが、最終的には貴社の規定に従います」のように、希望と柔軟さの両方を伝えると、交渉の余地を残せます。

入社可能な時期はいつですか

在職中の場合は、退職の意思を伝えてから引き継ぎを終えるまでの期間を考えて答えます。一般的には、内定から1〜2ヶ月後を目安に伝えることが多いです。法律上は、退職の意思を伝えてから2週間で退職できますが、引き継ぎを含めて無理のない時期を伝えましょう。退職の進め方は、できるだけ早く円滑に仕事を辞める方法(最短2週間)で解説しています。

  • 在籍期間が短い理由・転職回数が多い理由を教えてください
  • 他社の選考状況を教えてください
  • 残業や休日出勤、転勤は対応できますか
  • 希望年収を教えてください
  • 入社可能な時期はいつですか

「合うか」を確かめる質問

会社の方向性や仕事内容、一緒に働く人と合うかを確かめる質問です。どの質問も、応募先について調べていることが前提になります。

5年後・10年後のキャリアをどう考えていますか

目指すキャリアと、応募先で実現できることが重なっているかが見られています。応募先で経験を積むことで、どんな仕事ができるようになりたいかを伝えてください。応募先では実現できないキャリア(独立や、まったく別の職種への転身など)を伝えると、「いずれ辞める人」と受け取られます。

転職先を選ぶうえで、大切にしていることは何ですか

転職の軸が一貫しているか、その軸と応募先が合っているかが見られています。転職理由と志望動機で伝えた「実現したいこと」を、転職先を選ぶ軸として伝えると、話全体に一貫性が生まれます。

当社の商品・サービスについて、どう思いますか

応募先について、どれだけ調べてきたかが見られています。ホームページで確認できる情報をなぞるだけでなく、実際に商品やサービスを使ってみた感想や、同業他社と比べて気づいた違いを伝えると、準備してきたことが伝わります。

どんな職場・上司のもとで働きたいですか

入社後、一緒に働く人とうまくやれるかが見られています。「自由にやらせてくれる上司」のように、自分が受け取りたいことだけを伝えると、受け身な印象になります。「目標をはっきり示してもらえると、達成に向けた計画を自分で立てて動けます」のように、自分がどう働くかとセットで伝えてください。

逆質問(「何か質問はありますか」)への答え方

面接の最後には、ほぼ必ず「何か質問はありますか」と聞かれます。逆質問も、評価の対象になっています。

逆質問で確かめられていること

逆質問で見られているのは、入社後に自分がどう活躍するかを、具体的にイメージしようとしているかどうかです。

評価が上がりやすいのは、自分の経験やスキルを活かせる場所が実際にあるかを確かめようとする質問です。反対に、給与や休暇制度など待遇面の質問ばかりになると、貢献よりも待遇を優先している印象になります。

「特にありません」という答えは、応募先への関心が低いと受け取られるため避けましょう。

3つの確認ポイント別の逆質問の例

確認ポイント逆質問の例
できるか「配属予定のチームでは、今どんな課題に取り組んでいますか」「入社後、早く成果を出している方に共通する点はありますか」
続くか「入社後、独り立ちするまではどのような流れで仕事を覚えていくことが多いですか」
合うか「チームの皆さんは、どのように情報共有をしながら仕事を進めていますか」

逆質問は、2〜3個準備しておくと安心です。面接の中で答えが出た質問は、その場で別の質問に切り替えてください。

避けたい逆質問

  • ホームページや求人票を見ればわかる質問
  • 給与・休日・福利厚生など、待遇面だけの質問
  • 「はい」「いいえ」で終わってしまう質問
  • 面接の中ですでに説明された内容の質問

待遇面で確認したいことがある場合は、内定後の条件確認の場や、転職エージェントを通じて確認する方法もあります。

面接前の準備の進め方

応募書類を読み返し、話す内容とそろえる

面接官は、履歴書と職務経歴書を手元に置いて面接を進めます。書類に書いた内容と、面接で話す内容が食い違うと、どちらが本当なのかと疑問を持たれます。

面接の前には、提出した応募書類を必ず読み返してください。特に、職務要約・実績・志望動機に書いた内容は、面接で深掘りされる前提で、具体的なエピソードを話せるように準備しておきましょう。

1次面接と2次面接では、確かめられることが違う

一般的に、1次面接は現場の担当者や人事担当者が、2次面接以降は配属先の責任者や役員が担当することが多くあります。面接の段階によって、同じ質問でも確かめられていることの深さが変わるため、面接官が誰なのかを事前に確認しておくと準備の方向性が定まります。

最終面接で聞かれることと答え方は、こちらで詳しく解説しています。

転職の最終面接で聞かれること|役員が確かめる3つのポイントと答え方
転職の最終面接で役員が確かめるのは、前の面接との話のつながり、残った懸念、入社の意思の3つ。元採用責任者が、前の面接の振り返り方、よく聞かれる質問6つの答え方と落ちる答え方、逆質問の例を紹介します。

必ず聞かれる質問の答えを、1分でまとめて声に出して練習する

必ず聞かれる6つの質問は、それぞれ1分程度(300字前後)で話せるように答えをまとめておきます。

答えがまとまったら、必ず声に出して練習してください。文章として書いたときには自然でも、声に出すと言いにくい表現や、話が長すぎる部分が見つかります。丸暗記ではなく、話の流れだけを覚えておき、自分の言葉で話せる状態を目指しましょう。

面接官が知りたいのは、決まった答えではありません。「なぜ転職するのか」「なぜこの会社なのか」「入社後にどう変わりたいのか」を、自分の言葉で説明できる状態にしておくことが、どんな質問にも対応できる準備になります。

転職エージェントの模擬面接で、深掘りの質問に慣れておく

自分一人で練習するだけでは、深掘りの質問に答える練習ができません。面接で評価が分かれるのは、最初の答えよりも、その後に続く深掘りの質問にどれだけ具体的に答えられるかです。

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転職エージェントを使うべきか迷っている人は、転職エージェントは使うべき?5分でわかる判断シミュレーションを参考にしてください。

編集部おすすめのサービス

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面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか」への備え方は「転職面接の逆質問|例文に頼らず面接官の印象に残る質問が作れる」で解説しています。

よくある質問

転職の面接時間はどれくらいですか?

企業や面接の段階によって異なりますが、30分〜1時間程度が一般的です。面接時間が予定より短く終わった場合でも、必ずしも不合格というわけではありません。質問の数よりも、一つひとつの答えを具体的に話せたかを振り返りましょう。

答えられない質問をされたら、どうすればいいですか?

すぐに答えが浮かばない場合は、「少し考えるお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えて、考えを整理してから答えてかまいません。知らないことを聞かれた場合は、知ったかぶりをせず正直に伝え、関連する自分の経験や、入社後にどう身につけるかで補いましょう。その場を取り繕った答えは、深掘りの質問で矛盾が出やすくなります。

オンライン面接で気をつけることは?

事前に、通信環境・カメラ・マイクの接続を確認しておきます。カメラは目線の高さに合わせ、話すときは画面ではなくカメラを見ると、面接官と目が合っているように見えます。背景は無地の壁など、面接官の気が散らない場所を選びましょう。対面の面接よりも表情や反応が伝わりにくいため、相づちやうなずきを少し大きめにするのがおすすめです。

在職中で、面接の日程が合わないときは?

在職中であることを伝えたうえで、就業後の時間帯や、オンライン面接が可能かを相談しましょう。在職中の転職活動は企業側も理解しているため、日程の相談をすること自体がマイナスになることはほとんどありません。有給休暇を使う場合は、会社に転職活動を知られないための工夫も必要です。詳しくは、転職活動は会社にバレる?で解説しています。

面接のあと、お礼のメールは送るべきですか?

お礼のメールは必須ではなく、送らなかったことで評価が下がることはほとんどありません。送る場合は、面接当日中に、面接の時間を取ってもらったことへのお礼と、面接で印象に残ったことを簡潔に伝えましょう。長い文章で自己PRを重ねる必要はありません。

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面接の準備を始める前に、今動くべきかを改めて確かめておきましょう。元採用責任者の視点で作った診断に答えると、今動くべきか、まだ今の職場で試せることがあるかがわかります。

転職すべきか診断を受ける

まとめ

転職の面接で聞かれる質問は、「入社後に活躍できるか」「すぐに辞めずに続くか」「会社や仕事に合うか」の3つを確かめるためのものです。質問の意図がわかれば、準備していなかった質問にも、何を伝えればいいかがわかります。

必ず聞かれる6つの質問は、1分程度で話せるように答えをまとめ、応募書類と内容をそろえてください。そのうえで、深掘りの質問にも具体的なエピソードで答えられるように準備しておきましょう。

面接で大切なのは、模範解答を覚えることではなく、「なぜ転職するのか」「なぜこの会社なのか」「入社後にどう変わりたいのか」を自分の言葉で話せることです。まずは、必ず聞かれる質問の答えを書き出すところから始めてください。転職活動全体の進め方を確認したい人は、転職は何から始める?求人探しの前にやるべき5つの準備もあわせて参考にしてください。

この記事を書いた人

管理人S(キャリア転職ナビ+編集部)

元WEB系事業責任者/面接担当 300名以上

WEB系事業の責任者として、300名以上の採用面接を担当し、書類選考から採用判断まで一貫して関わってきました。自身も3回の転職を経験し、選ぶ側と選ばれる側の両方の目線から、後悔しない転職の判断と準備を発信しています。

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