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仕事に行きたくない時の対処法|状況を整理して次の行動がわかる

仕事に行きたくない 次の行動がわかる 転職の判断基準
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この記事を書いた人

キャリア転職ナビ+編集部|元WEB系事業責任者・面接担当300名以上

掲載内容は、元採用責任者の知見をもとに独自に作成しています。提携企業による内容への影響はありません。

朝、目が覚めた瞬間に「今日も仕事に行きたくない」と感じていませんか。休みの日の夜になると気持ちが沈み、このまま続けていいのか、それとも甘えなのかと悩んでいる方も多いはずです。

私はWEB系事業の責任者として、300名以上の採用に携わってきました。メンバーからもっとも多く受けた相談は「業務量が多い」と「人間関係がつらい」の2つです。そして、その多くは業務量の調整や役割分担の見直し、人員配置の変更で改善できました。

この記事では、仕事に行きたくない気持ちを整理する方法と、整理した結果ごとに何をすればいいかを解説します。読み終えるころには、自分が今の職場で手を打つべきか、次の準備を始めるべきかがわかり、明日からの行動が決まっているはずです。

仕事に行きたくない時はまず状況を整理する

仕事に行きたくないと感じたときは、我慢を続ける前に、何が嫌なのかを整理することから始めましょう。気持ちのまま「辞める」か「我慢する」かを決めると、変えられたはずの不満で会社を辞めたり、変わらない環境で無理を続けたりしてしまいます。

整理するときは、行きたくない理由を「職場側の原因」と「自分側の原因」に分け、さらに変えられるかどうかを見ます。結果は次の4つに分かれます。

整理の結果よくある例次の行動
職場側で変えられる業務量が多い、担当業務が合わない、特定の人と組む仕事が多い上司に具体的な数字を添えて相談する
職場側で変えられない社風、評価や給与の仕組み、相談しても改善されない在職中に次の準備を始める
自分側で休めば戻る繁忙期の疲れ、休みが取れていないまとめて休んで様子を見る
自分側で仕事とずれているやりたいことと違う、向いていないと感じる異動か方向転換を考える

仕事に行きたくないと感じるのは、決して珍しいことではありません。厚生労働省の「令和7年 労働安全衛生調査(実態調査)」では、仕事や職業生活に強い不安やストレスを感じている労働者は67.5%にのぼります。その内容で多いのは「仕事の量」(39.5%)と「仕事の失敗、責任の発生等」(39.5%)、「対人関係」(32.9%)です。行きたくない気持ちを甘えと決めつけず、原因を確かめることが大切です。

行きたくない理由を職場側と自分側に分けて書き出す

頭の中だけで考えていると、不満と不安が混ざり合って、何が原因なのかが見えにくくなります。紙やスマホのメモに書き出して、目で見える形にしましょう。

嫌なことを事実と気持ちに分ける

まずは、仕事に行きたくないと感じる場面を思いつくだけ書き出します。そのうえで、それぞれを「起きている事実」と「自分の気持ち」に分けます。

  • 事実:毎日2時間残業している、週に3回は同じ先輩から強い口調で指摘される
  • 気持ち:疲れている、怖い、認められていない気がする

事実に分けると、「上司が厳しい」という漠然とした不満が「同じ人から週3回、人前で指摘される」のように具体的になります。具体的になるほど、相談や対処がしやすくなります。

原因が職場側か自分側かを見分ける

書き出した事実を見て、原因がどちらにあるかを考えます。見分けるときは、次の2つを自分に問いかけてみてください。

  • 「行きたくない」と思ったとき、特定の業務や人がすぐ頭に浮かぶか
  • 休日も気分が晴れず、何をしていても仕事のことが頭から離れないか

特定の業務や人が浮かぶなら、原因は職場側にある可能性が高いです。反対に、思い当たる出来事がないのに気分が沈む、休んでも疲れが取れないという場合は、自分側の原因(疲れや仕事とのずれ)を疑いましょう。実際には両方が重なっていることも多いため、どちらか一つに絞り込む必要はありません。

職場側の原因は変えられるかどうかで分ける

職場側の原因が見つかったら、それが変えられるものかどうかを考えます。

  • 変えられる可能性があるもの:業務量、担当業務、役割分担、席や組むメンバー、働く時間帯
  • 変えにくいもの:会社の方針や社風、評価や給与の仕組み、業界全体の働き方

業務量や役割分担は、上司の判断で変えられることが多い部分です。一方で、会社の方針や給与の仕組みは、一人の社員の相談では変わりにくいのが実情です。

  • 行きたくない場面を「事実」と「気持ち」に分けて書き出す
  • 原因が職場側か自分側かを見分ける
  • 変えられる原因なら相談、変えられない原因なら次の準備

整理した結果別にやること

整理ができたら、結果に合わせて次の行動を決めます。どの行動にも「いつまでに判断し直すか」という期限を決めておくと、ずるずると我慢を続けずに済みます。

職場側で変えられるなら上司に数字で相談する

業務量や人間関係が原因なら、まずは上司に相談しましょう。私が受けてきた相談も、業務量と人間関係が大半でした。業務量の調整や役割分担の見直し、人員配置の変更で解決できたケースは少なくありません。

ただし、相談の仕方によって、上司が動けるかどうかは大きく変わります。「忙しくてつらいです」と気持ちだけを伝えられても、上司は何をどれだけ調整すればいいのか判断できません。管理する側としては、次のように事実と数字があると、すぐに調整を検討できました。

  • 今抱えている業務と、それぞれにかかっている時間
  • 月の残業時間が、いつからどれくらい増えているか
  • どの業務を誰かに渡せれば、どれくらい楽になるか

人間関係の場合も同じです。「あの人が苦手です」ではなく、「この業務で〇〇さんと組むと、こういうことが週に何回起きている」と具体的に伝えると、担当や組み合わせの変更を考えやすくなります。

相談したあとは、1〜3か月を目安に変化があるかを見ましょう。改善の動きがなければ、その原因は「変えられない」側に移ったと考えて、次の準備に進みます。上司と合わないことが原因の場合は「上司と合わない・辞めたいと思ったら」、職場の人間関係全般の場合は「人間関係で仕事を辞めたい」で詳しく解説しています。

職場側で変えられないなら在職中に次の準備を始める

会社の方針や社風、評価の仕組みのように、自分の力では変えられない原因が残るなら、環境を変えることを考えるタイミングです。ただし、勢いで辞めるのはおすすめしません。辞めてから仕事を探すと、収入が途切れる焦りから、また合わない職場を選んでしまうことがあります。

まずは在職中に、求人を見る、自分の経験を書き出すといった準備から始めましょう。今の気持ちが一時的なものか、本当に動くべき状態なのかを確かめたい方は、次の診断を使ってみてください。

無料の診断(1分ほど)

まだ迷っているなら、1分の質問で整理する

「行きたくない」の原因が変えられないものなのか、まだ今の職場で手を打てるものなのかは、一人では判断しにくいものです。元採用責任者の視点で作った診断に答えると、今動くべきか、まだ今の職場で試せることがあるかがわかります。

転職すべきか診断を受ける

疲れが原因ならまとめて休んで様子を見る

特定の原因が見当たらず、繁忙期が続いていたり休みが取れていなかったりするなら、まずは休むことを優先しましょう。有給休暇を使って2〜3日まとめて休み、休みの間は仕事の連絡から離れます。

有給休暇は、取得の理由を会社に伝える必要はないとされています。「私用のため」と伝えれば十分です。急に休む場合は、始業前に上司へ連絡し、急ぎの業務の引き継ぎ先だけ伝えておくと、休んでいる間も落ち着いて過ごせます。

しっかり休んでも気持ちが戻らないときは、疲れ以外の原因が隠れている可能性があります。もう一度、書き出した内容を見直してみましょう。

仕事とのずれが原因なら異動か方向転換を考える

やりたいことと今の仕事が違う、向いていないと感じる場合は、まず社内で異動できる可能性がないかを確かめましょう。会社を変えなくても、部署や職種が変わるだけで解決することがあります。

異動の制度がない、希望が通る見込みがない場合は、方向転換を考える段階です。何が向いていないのかがはっきりしない方は「仕事が向いてない・辞めたいと感じた時の判断基準」も参考にしてください。

我慢を続けてはいけないサイン

次のような状態が続いているときは、ここまでの整理より先に、心と体を守ることを優先してください。

  • 眠れない、または朝起きられない日が続いている
  • 食欲がない、急に涙が出る
  • 休日も仕事のことが頭から離れず、楽しめていたことが楽しめない

こうしたサインがあるときは、社内の相談窓口や産業医、医療機関に早めに相談しましょう。厚生労働省の「こころの耳」では、働く人向けの相談窓口を案内しています。限界のサインについては「仕事を辞めたい・疲れたと感じたら」でも詳しく解説しています。

よくある質問

仕事に行きたくないのは甘えですか?

甘えではありません。強いストレスを感じながら働いている人は、全体の7割近くにのぼります。大切なのは、行きたくない気持ちを責めることではなく、何が原因なのかを確かめることです。

どうしても行けない朝はどうすればいいですか?

無理に出社せず、始業前に上司へ休む連絡を入れましょう。体調不良や私用と伝えれば十分です。ただし、無断欠勤は職場での信頼を大きく損なうため、必ず連絡は入れてください。休んだ日は、この記事の方法で行きたくない理由を書き出しておくと、翌日以降の行動を決めやすくなります。

理由がわからないのに行きたくないのはなぜですか?

疲れがたまっていたり、小さな不満が積み重なっていたりすると、はっきりした理由がなくても行きたくないと感じることがあります。まずは嫌な場面を一つずつ書き出してみてください。書き出すうちに、自分でも気づいていなかった原因が見えてくることがあります。

毎日行きたくないと感じるのはおかしいですか?

おかしくはありませんが、長く続いているなら原因を確かめるサインです。休めば戻るのか、職場の状況が原因なのかを整理し、変えられる原因なら相談、変えられない原因なら次の準備を始めましょう。眠れない、食欲がないといった体の変化があるときは、早めに医療機関に相談してください。

まとめ

仕事に行きたくないと感じたときは、気持ちのまま辞めるか我慢するかを決めず、まずは状況を整理しましょう。

  • 行きたくない理由を書き出し、職場側か自分側か、変えられるかどうかで分ける
  • 職場側で変えられるなら、上司に事実と数字を添えて相談する
  • 変えられない原因が残るなら、在職中に次の準備を始める
  • 疲れが原因ならまとめて休み、仕事とのずれが原因なら異動や方向転換を考える

整理してみると、「辞めるしかない」と思っていた不満の中に、相談で変えられるものが見つかることもあります。反対に、変えられない原因がはっきりすれば、迷わず次の準備に進めます。今の自分がどちらに当たるかを確かめるところから始めてみてください。

この記事を書いた人

管理人S(キャリア転職ナビ+編集部)

元WEB系事業責任者/面接担当 300名以上

WEB系事業の責任者として、300名以上の採用面接を担当し、書類選考から採用判断まで一貫して関わってきました。自身も3回の転職を経験し、選ぶ側と選ばれる側の両方の目線から、後悔しない転職の判断と準備を発信しています。

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