「仕事を辞めたい」と感じた時の判断基準と、よくある理由・対処法

退職に迷った時の判断基準 転職の判断基準
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キャリア転職ナビ+ 運営者(元採用担当)

自身も3回の転職を経験し、いずれもキャリアアップにつなげてきました。
企業側の採用担当として300名以上の選考に携わり、書類選考・面接・評価・採用判断まで一貫して担当してきました。

転職者と採用担当の両方の視点から、「何が評価され、何がミスマッチを生むのか」を構造的に理解しています。

本記事では、唯一の正解を示すのではなく、あなた自身が後悔しない判断基準を持てるよう情報を整理しています。

「仕事を辞めたい」と感じるのは、特別なことでもありません。マイナビ転職が20〜35歳の正社員を対象に行った調査では、7割以上が「仕事を辞めたいと思ったことがある」と回答しています。大切なのは、仕事辞めたい思う気持ちを否定することではなく、辞めるべきか・続けるべきかを冷静に見極めることです。この記事では、判断基準からよくある理由・対処法、辞めると決めた後の次の一歩までをまとめて解説します。

(出典:「仕事辞めたい」7つの理由|マイナビ転職

仕事をやめるべきか迷った時の判断基準

仕事を辞めたいと感じる時に取るべき行動は状況によって変わります。
まずは自分の属性を理解し、正しい行動するための判断基準を持ちましょう。

心身の不調

眠れない、食欲がない、休日も仕事のことが頭から離れないといった状態が続いているなら、他のことを考える前に、できるだけ早く辞める方向で検討してください。心身の不調は、あなたが限界を迎えているサインです。症状が軽いので平気と感じている方もいらっしゃいますが、今の環境で働きづつけてけいればいずれ限界を迎えます。あなたの未来が過去の延長線上にあるなら、退職・転職を検討するのがおすすめです。

すでに日常に大きな影響が出ている場合、会社と距離を置くことが優先事項です。すぐに仕事が辞められない状況であれば、休職などの制度を利用して会社との距離を置きましょう。

改善するための行動

転職して状況が改善する人は、「会社の何が問題だったか」「自分が次はどう動くか」を明確にしてから辞めています。逆に、曖昧なまま辞めると、環境を変えても同じ理由で「辞めたい」を繰り返すことがあります。まずは、自分がどの状況にいるのか判断する必要があります。

していない場合

まずは行動を変えてみることをおすすめします。「合わない」「向いていない」と感じていても、実際に上司に相談した、異動を打診した、業務のやり方を変えてみた、という行動を伴っていないケースは少なくありません。自分から動いてみることで見えてくるものもあります。

行動したがそれでも改善しない

すでに手を尽くした上での結論であれば、環境を変えて再チャレンジする道を検討してよい段階です。

行動できない場合(ハラスメントやいじめなど、本人の努力では対処できない状況)

これは「行動していない」とは根本的に異なります。無理に自分で解決しようとせず、辞める方向で検討してください。まず、第3者期間に相談し改善の見込みがないなら、転職も視野に入れましょう。

仕事を辞めたい理由|よくある8つのパターン

辞める方向で気持ちが固まってきたら、自分の理由がどれに近いか確認してみてください。理由によって、伝える際に整理しておくべきポイントも変わってきます。

① 人間関係の悩み

上司からの理不尽な叱責、同僚との相性、パワハラ・モラハラなど。職場の人間関係は、辞めたい理由の中でも特に多く挙げられるものの一つです。我慢を重ねて心身に影響が出ている場合は、早めに社内の相談窓口や信頼できる人に相談することも検討してください。

→人間関係で仕事を辞めたい人向けの対処法

人間関係で仕事を辞めたい|後悔しない選択をするための判断基準
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② 心身が限界に近い・疲れた

連日の残業や休日出勤で、心身の疲労が慢性化しているケース。休んでも回復しきらない状態が続いている場合、体力的な限界だけでなく、思考力や判断力の低下につながることもあります。

→心身が限界を迎えているサインと後悔しない判断基準

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③ 仕事が向いていないと感じる

成果が出せない、同じミスを繰り返してしまう、業務内容にやりがいを感じられないなど。「向いていない」という感覚は、業務内容と自分の適性のミスマッチから来ていることもあれば、単に経験不足によるものであることもあります。

→仕事が向いていないと感じている人への対処法

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④ 将来への不安

業績の悪化、給与の遅配、先輩社員の給与水準の低さなど、このまま今の会社に勤め続けて、自分が充実した生活を送れるのか分からないという不安。今の待遇そのものへの不満とは異なり、この先も改善が見込めるかという、会社の将来性に対する懸念です。

将来への不安が推測の域を出ないときは、無理に退職を考える必要はありません。
同業他社の給与水準を比較する。会社の決算情報や業界のニュースから業績を予測するなど仕事を続けるか判断する基準を作ることから始めましょう。

同業他社の給与水準の比較方法

求人票を比較するのが一番早いです。特にリクナビNEXTは求人数の多い転職サイトなので、多くの求人票を見ることができます。また、転職エージェントと違い、誰かに相談する必要もありません。

また、スカウト機能に登録しておけば企業から直接オファーが届くので、思いがけない自分の価値に気づくこともあります。あなたにとって素敵な出会いがあるかもしれません。

⑤ 正当に評価されていないと感じる

成果を出しても給与や役職に反映されない、昇進の機会が見えないなど。努力が報われないという感覚は、モチベーションの低下に直結しやすい理由です。

→仕事の評価に納得が行かないときの対処法

会社の評価に納得いかないのはなぜ?元採用担当が教える原因の見極め方と後悔しない次の一手
会社の評価に納得いかない…その違和感は間違っていません。元採用担当が300名以上の評価経験から、評価がブレる本当の理由と、あなたの状況が「よくあること」か「見切りをつけるべきサイン」かを見極める方法を解説します。

⑥ 労働環境・待遇への不満

給与水準、残業時間の多さ、休日日数の少なさなど、労働条件そのものへの不満。同業他社と比較して初めて気づくケースも少なくありません。

→労働環境・待遇に不満がある時の対処法

会社の評価に納得いかないのはなぜ?元採用担当が教える原因の見極め方と後悔しない次の一手
会社の評価に納得いかない…その違和感は間違っていません。元採用担当が300名以上の評価経験から、評価がブレる本当の理由と、あなたの状況が「よくあること」か「見切りをつけるべきサイン」かを見極める方法を解説します。

⑦ キャリアアップを目指したい

今のままでスキルが身につくのか、市場価値が上がるのか分からないという不安と、今の会社では得られない経験を求めて挑戦したいという前向きな意欲は、根っこが同じキャリア意識から来ています。不安が強く出るか、意欲が強く出るかは人によって異なりますが、どちらも「今の環境の外に成長を求めている」という点では共通しています。

キャリアアップを目指す人は転職活動も戦略的に進める必要があります。
下記の記事から詳しい対策をご確認ください。

転職は何から始める?求人探しの前にやるべき5つの準備
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⑧ 家庭の事情

結婚、出産、介護など、ライフステージの変化に伴う理由。本人の意思だけでなく、家族の状況によって決断を迫られるケースです。

在職・保留と決めたら行動を変えてみる

仕事を辞めようかと検討した結果、在職または保留と決めたら、行動を変えてみましょう。
行動が変われば環境も変わる可能性が非常に高いです。

今まで仕事を辞めたいと悩んでいたことが反転し、今の仕事続けて良かったになることもあります。

  • 上司や人事に相談する:異動や業務内容の変更について、まずは相談してみる
  • 業務のやり方を見直す:仕事の進め方や優先順位を変えることで、負担が軽減されることもあります
  • 社内の相談窓口を利用する:人事部やハラスメント相談窓口など、第三者を交えることで解決に向かうケースもあります

これらの行動を試した上で状況が変わらない場合は、2章で理由を整理し、4章に進んでください。

辞めると決めたら次にすること

気持ちが固まったら、次は「どう伝えるか」です。伝え方一つで、その後のやり取りがスムーズに進むかどうかが変わります。

仕事を辞めたい人向け・上司への伝え方マニュアル|失敗を先に潰すコツ

伝えるタイミング、NGワード、上司のタイプ別の対応まで、実際に使える形でまとめています。

よくある質問

Q. 仕事を辞めたいのは甘えですか?
甘えではありません。心身の防衛本能の一つとして、自然に生じる感情です。ただし、行動を起こさないまま「辞めたい」を繰り返している場合は、まず自分にできることがないか見直してみるのも大切です。

Q. 転職先が決まっていなくても辞めていいですか?
必ずしも転職先を決めてから退職する必要はありませんが、収入が途切れる期間が発生するため、退職前にある程度目処を立てておくと安心です。

Q. 40代でも仕事を辞めていいですか?
年代によって考慮すべき点は異なります。40代特有の注意点は、別記事で詳しく解説しています。
(リンク先準備中)

Q. 辞め時の見極め方が知りたいです
何をもって「辞め時」と判断するかについては、別記事でタイミングの観点から詳しく解説しています。
(リンク先準備中)

まとめ

「仕事を辞めたい」と感じたら、まずは心身の状態を確認し、次に「改善のための行動をしたか」を振り返ってみてください。行動した上でも状況が変わらない、あるいは行動すること自体が難しい状況にあるなら、辞める方向で考えて問題ありません。

仕事を辞めたい人向け・上司への伝え方マニュアル

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■この記事の位置づけ

本記事は、特定の“正解”を提示するものではなく、転職における判断基準を整理するための情報です。

■転職に対する考え方

転職には唯一の正解は存在せず、重要なのは「自分が納得できる意思決定ができるかどうか」です。

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