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転職の最終面接で聞かれること|役員が確かめる3つのポイントと答え方

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キャリア転職ナビ+編集部|元WEB系事業責任者・面接担当300名以上

掲載内容は、元採用責任者の知見をもとに独自に作成しています。提携企業による内容への影響はありません。

最終面接の日程が決まり、「ここまで来たら落ちたくない」と思う一方で、役員から何を聞かれるのか想像がつかず、不安になっていませんか。

準備の方向が定まらないのは、最終面接を「もう一度アピールする場」だと考えているからです。

最終面接で役員が確かめているのは、これまでの面接で話したことと、入社の意思です。前の面接を振り返って答えの軸をそろえれば、新しく何かを用意しなくても準備はできます。

この記事では、300名以上の面接を担当してきた元採用責任者の目線で、最終面接で役員が確かめていることと、よく聞かれる質問への答え方を紹介します。

  1. 最終面接は入社の意思とこれまでの評価を確かめる場
  2. 最終面接で面接官が確かめていること
    1. 前の面接と話がつながっているか
    2. 前の面接で残った懸念が解消されるか
    3. 入社する意思がどれだけ固いか
  3. まず前の面接を振り返って答えの軸をそろえる
    1. 前回話した志望動機と転職理由を書き出す
    2. 深掘りされた質問とうまく答えられなかった質問を洗い出す
  4. 最終面接でよく聞かれる質問と答え方
    1. なぜ同業他社ではなく当社なのか
    2. 入社後にどんな役割を担いたいか
    3. 当社は第一志望ですか
    4. 他社の選考状況を教えてください
    5. いつから入社できますか
    6. 業界や当社の課題をどう見ていますか
  5. 最終面接の逆質問は経営に関わることを聞く
    1. 役員だからこそ答えられる質問の例
    2. 最終面接で避けたい逆質問
  6. 最終面接の前日までに準備すること
    1. 面接官の経歴と会社の最新のニュースを確認する
    2. 入社できる時期と退職の段取りを決めておく
    3. 内定が出たら入社するかを自分の中で決めておく
  7. 編集部おすすめのサービス
    1. リクルートエージェント|求人の数から相場をつかめる総合型
    2. 転職AGENT Navi|相性の合う転職エージェントを紹介してもらえる
  8. よくある質問
    1. 最終面接はほぼ合格と聞きますが本当ですか?
    2. 年収や待遇について質問してもいいですか?
    3. お礼メールは送ったほうがいいですか?
    4. 結果はいつ頃届きますか?
    5. 最終面接で落ちたときは何を見直せばいいですか?
  9. まとめ

最終面接は入社の意思とこれまでの評価を確かめる場

転職の最終面接は、新しい強みをアピールする場ではありません。一次・二次面接で評価された内容が本当か、そしてこの人は本当に入社するのかを、決裁する立場の人が確かめる場です。

一次・二次面接との違いを整理すると、次のようになります。

一次・二次面接最終面接
主な面接官人事担当者、配属先の責任者社長、役員、事業部長など決裁する立場の人
主に見ていること経験やスキルが仕事に合うか会社の方向性に合うか、長く活躍しそうか、本当に入社するか
質問の傾向職務経歴や実績の深掘り志望度、入社後の役割、会社や業界への考え

経験やスキルの確認は、すでに前の面接で済んでいます。最終面接で同じ実績を熱心に話し直しても、評価はほとんど変わりません。

一方で、前の面接と違うことを話したり、入社するかどうかが曖昧に見えたりすると、それまでの評価が一気に揺らぎます。最終面接の準備で大切なのは、新しい話を足すことではなく、これまでの話をぶれさせないことです。

定番の質問への答え方は、面接でよく聞かれる質問と答え方で紹介しています。

最終面接で面接官が確かめていること

最終面接の面接官が確かめていることは、大きく3つに分けられます。

前の面接と話がつながっているか

多くの会社では、一次・二次面接の評価や面接官のコメントが、最終面接の面接官にも共有されています。役員は、前の面接で何を話したかをある程度知ったうえで面接に臨みます。

そのため、志望動機や転職理由が前回と食い違うと、「どちらが本当なのか」「その場に合わせて話を変える人なのか」と受け取られます。言葉まで同じである必要はありませんが、話の軸は一致させておく必要があります。

前の面接で残った懸念が解消されるか

前の面接で通過していても、評価に懸念がまったくないとは限りません。「スキルは十分だが、すぐに辞めないか」「志望度がまだ見えない」「希望する役割と、任せたい仕事が少しずれている」といった点が残ったまま、最終面接に進むことはよくあります。

最終面接の質問には、その懸念を確かめるためのものが含まれます。前の面接で深く聞かれたことや、うまく答えられなかったことは、最終面接でもう一度確かめられやすい部分です。

入社する意思がどれだけ固いか

最終面接は、内定を出すかどうかを決める場です。会社にとって、内定を出したのに辞退されることは、採用にかけた時間とコストが無駄になることを意味します。

そのため役員は、「内定を出したら、この人は本当に来てくれるのか」を確かめようとします。第一志望かどうか、他社の選考状況、入社できる時期といった質問は、この確認のためのものです。

まず前の面接を振り返って答えの軸をそろえる

確かめられるのが「これまでの面接で話したこと」なら、準備の出発点は前の面接の振り返りです。記憶が新しいうちに、次の2つを書き出しておきましょう。

前回話した志望動機と転職理由を書き出す

まず、一次・二次面接で話した志望動機と転職理由を、思い出せる範囲で書き出します。話した言葉そのものより、「何を軸に話したか」を残すことが大切です。

志望動機:中小企業向けの提案を、より上流の業務改善から関われる環境で続けたい
転職理由:今の会社では既存商品の販売が中心で、課題に合わせた提案の幅が限られている

書き出した2つが、互いに矛盾していないかも確認します。転職理由で挙げた不満を、応募先なら解消できる、という形でつながっていれば問題ありません。志望動機の組み立て方は志望動機の書き方、転職理由は転職理由の伝え方で詳しく紹介しています。

深掘りされた質問とうまく答えられなかった質問を洗い出す

次に、前の面接で何度も深掘りされた質問と、うまく答えられなかった質問を書き出します。

深掘りされた質問は、面接官が関心を持った部分か、確かめきれなかった部分です。うまく答えられなかった質問は、懸念として残っている可能性が高い部分です。どちらも、最終面接で別の角度から聞かれることを想定して、答えを整えておきます。

うまく答えられなかった質問は、言い直す準備までしておくと安心です。最終面接で同じ話題に触れられたら、「前回うまくお伝えできなかったのですが」と前置きして答え直してもかまいません。

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最終面接でよく聞かれる質問と答え方

最終面接では、一次・二次面接と同じ質問に加えて、次のような質問がよく聞かれます。それぞれ、質問の意図・答え方・落ちる答え方の順に紹介します。

なぜ同業他社ではなく当社なのか

質問の意図:入社の意思が固いか、会社のことを理解したうえで選んでいるかを確かめています。

答え方:同業他社にはない、応募先ならではの特徴を1つ挙げ、自分の経験や転職理由とつなげます。

同業の中でも、御社は導入後の運用改善まで自社で担当されている点に惹かれています。現職では販売後の関わりが限られ、お客様の課題を最後まで見届けられないことにもどかしさを感じてきました。御社でなら、提案から改善まで一貫して関われると考えています。

落ちる答え方:「業界のリーディングカンパニーだから」「成長している会社だから」のように、同業他社にもそのまま当てはまる理由だけを話すことです。どの会社でもいいのでは、と受け取られます。

入社後にどんな役割を担いたいか

質問の意図:会社が任せたい役割と、本人がやりたいことが合っているかを確かめています。

答え方:まずは求人票や前の面接で聞いた役割を担うことを前提にし、そのうえで3年後くらいまでに広げたい役割を話します。

まずは法人営業として、既存のお客様の運用改善を担当し、成果を出すことに集中したいと考えています。そのうえで、3年ほどで、現場で得た課題をもとにサービスの改善を提案できる立場を目指したいです。

落ちる答え方:任せる予定の仕事を飛ばして、「いずれは企画に移りたい」「マネジメントをしたい」と、別の役割ばかりを話すことです。入社してもすぐに不満を持つのでは、と懸念されます。

当社は第一志望ですか

質問の意図:内定を出したら入社するかを確かめています。

答え方:第一志望であれば、はっきり「第一志望です」と答え、理由を一言添えます。他にも迷っている会社がある場合は、嘘をつく必要はありません。応募先を高く評価している理由と、入社を前向きに考えていることを伝えます。

第一志望群の中でも、最も入社したいと考えている会社です。提案から運用改善まで関われる点は、他社にはない魅力だと感じています。

落ちる答え方:「まだ決めていません」「条件次第です」と答えることです。正直ではあっても、内定を出しても来ないかもしれない人と判断されやすくなります。

他社の選考状況を教えてください

質問の意図:入社の可能性と、内定を出すまでに残された時間を確かめています。また、受けている会社の傾向から、転職の軸が一貫しているかも見ています。

答え方:選考中の社数と段階を、正直に簡潔に答えます。業界や職種がそろっていれば、転職の軸が一貫していることも伝わります。

同じく法人向けのITサービスを提供している会社を、ほかに2社受けています。1社は最終面接の結果待ち、もう1社は二次面接を控えています。

落ちる答え方:受けている会社の業界や職種がばらばらなのに、理由を説明できないことです。転職の軸が定まっていないと受け取られます。社名まで答える必要はありません。

いつから入社できますか

質問の意図:入社の意思が具体的かどうかと、受け入れの準備に必要な時期を確かめています。

答え方:在職中の場合は、就業規則で定められた退職の申し出の期限と、引き継ぎに必要な期間をもとに、現実的な時期を答えます。

内定をいただいてから、引き継ぎを含めて1か月半ほどで入社できる見込みです。

落ちる答え方:「すぐに入社できます」と、引き継ぎの期間を考えずに答えることです。前の会社への責任を考えない人と見られることがあります。退職までの流れは、退職の流れで確認しておきましょう。

業界や当社の課題をどう見ていますか

質問の意図:会社や業界に関心を持っているか、経営に近い目線で物事を考えられるかを確かめています。

答え方:会社のニュースや決算の資料などで公開されている情報をもとに、自分が考える課題を1つ挙げ、自分の経験でどう関われるかを添えます。

新規のお客様が増える一方で、導入後に使いこなせずに解約につながるケースが課題になっているのではと感じました。現職で既存のお客様のフォローを担当してきた経験を活かし、導入後の定着の支援に貢献したいと考えています。

落ちる答え方:課題を厳しく批判するだけで、自分がどう関わるかを話さないことです。また、調べていないことが明らかな、一般論だけの答えも評価されません。

  • なぜ同業他社ではなく当社なのか
  • 入社後にどんな役割を担いたいか
  • 当社は第一志望ですか
  • 他社の選考状況を教えてください
  • いつから入社できますか

最終面接の逆質問は経営に関わることを聞く

最終面接の最後には、「何か質問はありますか」と聞かれることがほとんどです。役員に直接質問できる機会なので、役員だからこそ答えられることを聞くと、入社への関心が伝わります。

役員だからこそ答えられる質問の例

  • 今後3年で、特に力を入れていきたい事業や領域はどこですか
  • 配属予定の部署に、どのような役割を期待されていますか
  • 御社で活躍している人に共通する考え方や行動はありますか
  • 入社までに準備しておくとよいことはありますか

逆質問は3つほど用意しておき、面接の中ですでに答えが出たものは外して質問します。

最終面接で避けたい逆質問

  • 会社のホームページを見ればわかること
  • 残業時間や有給休暇の取りやすさなど、現場や人事に確認すべきこと
  • 年収や福利厚生などの条件面

条件面の確認は、内定後に条件が提示されるタイミングで行うのが一般的です。最終面接で条件の質問ばかりすると、仕事よりも待遇に関心がある人と受け取られます。

最終面接の前日までに準備すること

振り返りと質問への準備ができたら、前日までに次の3つを済ませておきます。

面接官の経歴と会社の最新のニュースを確認する

面接官の名前がわかっていれば、会社のホームページなどで経歴を確認しておきます。どの事業を担当してきた人かがわかると、質問の意図をつかみやすくなります。

あわせて、会社のニュースリリースや決算の資料に目を通しておきましょう。「業界や当社の課題をどう見ていますか」といった質問への答えや、逆質問の材料になります。

入社できる時期と退職の段取りを決めておく

在職中の場合は、就業規則で退職の申し出の期限を確認し、引き継ぎにかかる期間を見積もっておきます。入社時期を聞かれたときに、根拠のある時期を答えられるようにするためです。

内定が出たら入社するかを自分の中で決めておく

最終面接の前に、「内定が出たら入社するか」「迷う場合は、何が決め手になるか」を自分の中で決めておきます。

ここが決まっていないと、「第一志望ですか」「他社の選考状況は」といった質問に、迷いがそのまま表に出てしまいます。決めきれない場合は、何が決まれば入社を決められるのか(年収、配属先、入社時期など)を言葉にしておくだけでも、答えはぶれにくくなります。

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面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか」への備え方は「転職面接の逆質問|例文に頼らず面接官の印象に残る質問が作れる」で解説しています。

よくある質問

最終面接はほぼ合格と聞きますが本当ですか?

最終面接まで進んだ時点で、経験やスキルの面では高く評価されています。ただし、最終面接で入社の意思や会社との相性が合わないと判断され、不採用になることも珍しくありません。「ほぼ合格」と考えて準備を怠るのではなく、前の面接の振り返りと、入社の意思を伝える準備をしておきましょう。

年収や待遇について質問してもいいですか?

最終面接の場では、年収や待遇について自分から詳しく聞くのは避けたほうが無難です。条件は、内定後に提示されるタイミングで確認・相談するのが一般的です。面接官から希望年収を聞かれた場合は、現在の年収と希望額を、根拠とともに簡潔に答えましょう。

お礼メールは送ったほうがいいですか?

お礼メールは必須ではなく、送ったかどうかで合否が変わることはほとんどありません。面接で伝えきれなかったことがある場合や、入社の意思を改めて伝えたい場合は、面接の当日か翌日までに簡潔に送るとよいでしょう。

結果はいつ頃届きますか?

結果が届くまでの期間は、会社によって異なります。面接の最後に「結果はいつ頃ご連絡いただけますか」と確認しておくと、待っている間に不安になりにくくなります。伝えられた時期を過ぎても連絡がない場合は、メールで丁寧に問い合わせましょう。

最終面接で落ちたときは何を見直せばいいですか?

まずは、最終面接で話した志望動機や転職理由が、前の面接と食い違っていなかったかを振り返ります。次に、「第一志望ですか」「入社後にどんな役割を担いたいか」への答えで、迷いや会社とのずれが見えていなかったかを確認しましょう。面接全般で見直すポイントは、転職の面接で落ちるとき直すことで詳しく紹介しています。

まとめ

転職の最終面接は、新しくアピールする場ではなく、これまでの評価と入社の意思を確かめる場です。

  • 役員が確かめているのは、前の面接との話のつながり、残った懸念が解消されるか、入社の意思の固さの3つ
  • 準備は、前の面接で話した志望動機と転職理由、深掘りされた質問とうまく答えられなかった質問の書き出しから始める
  • 「なぜ当社か」「第一志望か」「いつ入社できるか」には、迷いを見せずに具体的に答える
  • 逆質問は、役員だからこそ答えられる会社の方向性や期待される役割について聞く
  • 内定が出たら入社するかを、面接の前に自分の中で決めておく

まずは今日のうちに、前の面接で話した志望動機と転職理由を書き出すところから始めてみてください。

この記事を書いた人

管理人S(キャリア転職ナビ+編集部)

元WEB系事業責任者/面接担当 300名以上

WEB系事業の責任者として、300名以上の採用面接を担当し、書類選考から採用判断まで一貫して関わってきました。自身も3回の転職を経験し、選ぶ側と選ばれる側の両方の目線から、後悔しない転職の判断と準備を発信しています。

面接官が本当に見ている5つのこと運営者の転職履歴管理人Sのプロフィール運営者情報・編集方針

キャリア転職ナビ+は、唯一の正解を示すのではなく、あなたが自分で納得して判断できる状態になることを目的に情報を発信しています。

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