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自己PRの書き方|強みが見つからない人でも作る方法

自己PR 作り方 面接・書類対策
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キャリア転職ナビ+編集部|元WEB系事業責任者・面接担当300名以上

掲載内容は、元採用責任者の知見をもとに独自に作成しています。提携企業による内容への影響はありません。

応募書類や面接で自己PRを求められたものの、人に誇れるような実績や特別なスキルが思いつかず、「自分にはアピールできる強みがない」と感じている人も多いはずです。

自己PRがうまくいかない原因は「すごい実績を見せるもの」だと捉えていることにあります。大きな成果を探そうとするほど、見つからなくなります。

自己PRで評価されるのは、強みの大きさではなく、その強みを応募先でも同じように発揮できるかどうかです。「強み・根拠・活かし方」の3つの要素で組み立てれば、大きな実績がなくても、評価される自己PRが書けます。

この記事では、強みの見つけ方から、伝える強みの選び方、3つの要素の書き方、強み別・状況別の例文、書類と面接での伝え方までを解説します。

  1. 転職の自己PRは3つの要素で構成する
    1. 3自己PRの例文
    2. 自己PRで評価されるのは応募先でも再現できるかどうか
  2. アピールできる強みが見つからないときの探し方
    1. 仕事で任されてきたこと・頼まれてきたことを書き出す
    2. 自分で工夫してやり方を変えたことを書き出す
    3. 周囲から評価されたことや褒められたことを書き出す
    4. 書き出した経験を「強み」の言葉に置き換える
  3. 応募先が求める人物像から、伝える強みを1つ選ぶ
    1. 求人票の「求める人物像」と「歓迎条件」を読み取る
    2. 自己PRの項目は一つに絞る
  4. 採用担当に刺さるPR文の作り方
    1. 強みは一言で言い切る
    2. 根拠のエピソードは「課題→考え→行動→結果」の順に書く
    3. 活かし方は、応募先のどの仕事で強みを使うかまで書く
  5. 強み別の自己PR例文
    1. 課題を見つけて解決する力
    2. 業務を効率化する力
    3. 周囲を巻き込んで物事を進める力
    4. 相手の要望を聞き出す力
    5. 粘り強く取り組み続ける力
  6. 状況別の自己PR例文
    1. 社会人経験が浅い・第二新卒の場合
    2. 未経験の職種に応募する場合
    3. 転職回数が多い場合
    4. 実績を数字で示しにくい仕事の場合
  7. 職務経歴書・履歴書・面接で、自己PRの長さと伝え方を変える
    1. 職務経歴書では、200〜300字で職務経歴の内容と結びつける
    2. 履歴書の自己PR欄では、要点を短くまとめる
    3. 面接では1分程度で話し、深掘りの質問に備える
  8. 自己PRで避けたいこと
    1. 強みを複数並べる
    2. 「コミュニケーション能力」など、抽象的な言葉だけで終わる
    3. 自分の役割や行動が見えない実績を書く
    4. 応募先の仕事と関係のない強みを選ぶ
    5. ネットの例文をそのまま使う
  9. 編集部おすすめのサービス
    1. リクルートエージェント|求人の数から相場をつかめる総合型
    2. 転職AGENT Navi|相性の合う転職エージェントを紹介してもらえる
  10. よくある質問
    1. 自己PRと長所は違いますか?
    2. 自己PRと志望動機の違いは何ですか?
    3. 面接の自己紹介と自己PRは、どう違いますか?
    4. 本当に強みが見つからない場合は、どうすればいいですか?
    5. 字数が指定されている場合は、どう調整すればいいですか?
    6. 弱みを聞かれたら、どう答えればいいですか?
  11. まとめ

転職の自己PRは3つの要素で構成する

転職の自己PRは、次の3つの要素で構成します。

要素伝える内容
強み仕事で発揮できる自分の強みを、一言で
根拠その強みを発揮したエピソード(何が課題で、何を考え、どう行動し、どんな結果になったか)
活かし方応募先の仕事で、その強みをどう使うか

強みだけを伝えても、それが本当なのかは採用担当者にはわかりません。根拠となるエピソードがあって初めて、強みに説得力が生まれます。そして、活かし方まで伝えることで、採用担当者は「この人は入社後、当社でどう活躍するか」をイメージできるようになります。

3自己PRの例文

3つの要素で自己PRを書くと、次のようになります。

【強み】私の強みは、ミスが起きる原因を突き止め、同じミスが起きない仕組みをつくれることです。 【根拠】経理事務として請求書の作成を担当していた際、入力ミスが毎月10件前後発生していました。過去のミスを内容ごとに分類したところ、ミスの多くが特定の3項目に集中していることがわかりました。そこで、その3項目にチェック欄を設けた確認表を作成し、課内で使うよう提案しました。その結果、入力ミスは月1〜2件に減り、確認表は今も課内で使われています。 【活かし方】貴社の営業事務においても、受発注や請求の業務でミスの原因を分析し、正確に業務が回る仕組みづくりに貢献したいと考えています。

自己PRで評価されるのは応募先でも再現できるかどうか

採用担当者は、自己PRで「どれだけ大きなことをしてきたか?」を見ているわけではありません。見ているのは、「その強みを当社でも同じように発揮できるか」です。

編集部より
編集部より

300名以上の面接に携わってきた中で、実績の数字は書かれていても、そこに至るまでのプロセスが書かれていない自己PRは多くありました。実績の数字だけでは、それが本人の力によるものなのか、「たまたま」「環境が良かったから」なのかが判断できません。反対に、実績が地味であっても、そこに至るまでの考え方や行動を自分の言葉で説明できる人は、次の職場でも同じように成果を出せる人だと判断されやすくなります。

つまり、自己PRで大切なのは、大きな実績を探すことではなく、小さな経験でも「何を考え、どう行動したか」を具体的に伝えることです。3つの要素のうち、根拠のエピソードで考えと行動を伝え、活かし方で応募先との結びつきを伝えることで、「再現できる強み」として評価されます。

なお、職務経歴書では「入社後に何ができるか」の根拠を、数字・プロセス・役割・応募先との接点の4つの要素で説明しています。自己PRの「根拠」は数字・プロセス・役割に、「活かし方」は応募先との接点に当たります。考え方は同じで、自己PRはそれを1つの強みに絞って伝えるものです。

アピールできる強みが見つからないときの探し方

強みが見つからないときは、いきなり「自分の強みは何か」を考えるのではなく、これまでの仕事の経験を書き出すところから始めます。強みは、経験の中から見つけるものです。

仕事で任されてきたこと・頼まれてきたことを書き出す

まずは、仕事で任されてきたことや、周囲から頼まれてきたことを書き出してください。

  • 上司から任された業務、担当してきた顧客や案件
  • 同僚や後輩から、よく相談されたり頼まれたりしたこと
  • 「これは〇〇さんに聞けばいい」と言われていたこと

人から任されたり頼まれたりすることには、あなたができると周囲が認めていることが表れています。自分では当たり前だと思っていることほど、強みである可能性があります。

自分で工夫してやり方を変えたことを書き出す

次に、指示されたからではなく、自分で工夫してやり方を変えたことを書き出します。

  • 作業の手順を見直して、時間を短くしたこと
  • ミスや問題が起きないように、確認の仕方を変えたこと
  • 資料や説明の仕方を変えて、相手に伝わりやすくしたこと

小さな改善でもかまいません。自分で課題に気づいて行動した経験は、根拠のエピソードとして最も使いやすい材料です。

周囲から評価されたことや褒められたことを書き出す

上司や同僚、お客様から評価されたことや、褒められたことも書き出しておきましょう。

  • 評価面談で評価された点
  • お客様から感謝されたこと、指名されたこと
  • 社内で表彰されたこと

周囲からの評価は、強みを客観的に裏付ける材料になります。

書き出すときは、職務経歴書の準備で使う「経験の棚卸しシート」を使うと、業務・成果・工夫・役割を整理しながら書き出せます。

【テンプレート:経験の棚卸しシート】
Word/PDF

適職診断の結果を、強みを見つける手がかりにする方法はこちらで解説しています。

適職診断が当たらないのはなぜ?結果がしっくりこない理由と正しい読み方
適職診断が当たらない、意味ないと感じるのには理由があります。結果がしっくりこない3つの原因と、外れたと感じる結果からも自分の傾向をつかめる読み方を解説します。

書き出した経験を「強み」の言葉に置き換える

経験を書き出したら、そこに表れている力を「強み」の言葉に置き換えます。

書き出した経験強みの言葉
ミスの原因を分類して、確認表をつくった問題の原因を突き止め、仕組みで解決する力
作業の手順を見直して、時間を短くした業務を効率化する力
他部署の人に協力をお願いして、案件を進めた周囲を巻き込んで物事を進める力
お客様の話を聞いて、合った商品を提案した相手の要望を聞き出す力
うまくいかない方法を、記録しながら改善し続けた粘り強く取り組み続ける力
後輩に仕事を教え、独り立ちまで支えた人を育てる力

複数の経験に同じ強みが表れている場合は、それがあなたの中心的な強みです。

応募先が求める人物像から、伝える強みを1つ選ぶ

強みが複数見つかったら、その中から応募先に伝える強みを1つ選びます。どの強みを選ぶかは、自分が一番自信のある強みではなく、応募先が求めている強みで決めます。

求人票の「求める人物像」と「歓迎条件」を読み取る

応募先の求人票を読み、「求める人物像」「歓迎条件」「仕事内容」の欄を確認してください。そこに書かれている言葉と、自分の強みの言葉が重なるものを選びます。

求人票の記載の例選ぶ強み
「お客様の課題に寄り添った提案ができる方」相手の要望を聞き出す力
「業務改善に主体的に取り組める方」業務を効率化する力、問題の原因を突き止める力
「社内外の関係者と調整しながら進められる方」周囲を巻き込んで物事を進める力

募集しているポジションで求められている役割と、自分の強みがはっきり結びついているほど、自己PRは評価されます。

自己PRの項目は一つに絞る

自己PRで伝える強みは、1つに絞ります。複数の強みを並べると、1つひとつの根拠が薄くなり、結局どの強みも印象に残りません。

応募先が変われば、選ぶ強みも変わってかまいません。強みのストックを複数持っておき、応募先ごとに1つを選んで自己PRを組み立てましょう。

採用担当に刺さるPR文の作り方

強みは一言で言い切る

自己PRの書き出しでは、強みを一言で言い切ります。

  • 悪い例:「私は、責任感が強く、何事にも粘り強く取り組む性格です」
  • 良い例:「私の強みは、うまくいかない原因を記録して分析し、成果が出るまでやり方を改善し続けられることです」

「責任感」「コミュニケーション能力」のような言葉だけでは、仕事で何ができるのかが伝わりません。「〇〇できること」のように、仕事の中での行動がわかる形で言い切ってください。

この要素がないと:「結局、あなたの強みは何ですか」と聞き返されます。

根拠のエピソードは「課題→考え→行動→結果」の順に書く

根拠のエピソードは、次の順番で書きます。

  1. 課題:どんな状況で、何が問題だったか
  2. 考え:なぜその方法を選んだのか
  3. 行動:具体的に何をしたか
  4. 結果:その結果どうなったか(できれば数字や比較で)

エピソードの中では、チームの成果と自分の役割を分けて書くことも大切です。チームで取り組んだ場合は、「5名のチームの中で、私は〇〇を担当しました」のように、自分が担った範囲を明確にしてください。

この要素がないと:「その強みが発揮された具体的な場面を教えてください」と聞かれます。

活かし方は、応募先のどの仕事で強みを使うかまで書く

最後に、その強みを応募先でどう活かすかを書きます。「貴社でも強みを活かして頑張ります」ではなく、求人票の仕事内容を確認し、どの仕事でどう使うかまで具体的に書いてください。

  • 悪い例:「この強みを活かして、貴社に貢献したいと考えています」
  • 良い例:「貴社のカスタマーサクセス職においても、お客様ごとの利用状況を分析し、解約の原因になる問題を先回りして解決することで、長く使い続けていただける関係づくりに貢献したいと考えています」

この要素がないと:「その強みは、当社でどう活かせると思いますか」と聞かれます。

強み別の自己PR例文

強みごとに、3つの要素で書いた自己PRの例文を紹介します。例文はそのまま使うのではなく、自分の経験に置き換えて使ってください。

課題を見つけて解決する力

私の強みは、成果が出ない原因を見つけ、解決策を形にできることです。法人営業として新規開拓を担当していた際、提案資料が1種類しかなく、業界によって反応に大きな差があることに気づきました。過去の商談記録を業界ごとに分けて整理したところ、業界によって重視する点が異なっていたため、業界ごとに提案資料を作り分けました。その結果、半年間で新規受注12件とチーム内で最も多い件数を獲得し、資料はチーム全体で使われるようになりました。貴社の法人営業でも、お客様の業界ごとの課題を整理し、刺さる提案を組み立てることで、新規開拓に貢献したいと考えています。

業務を効率化する力

私の強みは、繰り返し発生する作業を見直し、時間をかけずに正確に終わる形に変えられることです。物流会社の配送管理を担当していた際、毎朝の配車表の作成に約2時間かかっていました。作業の手順を書き出したところ、同じ情報を複数のファイルに手入力していることが原因だとわかったため、Excelで入力を一度で済ませる表を作成しました。その結果、配車表の作成は1時間程度に短縮され、空いた時間をドライバーとの連絡調整に使えるようになりました。貴社の業務管理職でも、日々の業務の流れを見直し、チーム全体の作業時間を減らす仕組みづくりに取り組みたいと考えています。

周囲を巻き込んで物事を進める力

私の強みは、部署の垣根を越えて関係者を巻き込み、問題を解決に向けて進められることです。IT企業のカスタマーサポートで問い合わせ対応を担当していた際、同じ内容の問い合わせが繰り返し届いていることに気づきました。原因がサービスの画面のわかりにくさにあると考え、問い合わせ内容を集計した資料を作成し、開発チームと営業チームに共有する月1回の定例会を提案しました。定例会で改善点を話し合った結果、画面の表示が見直され、該当する問い合わせは3ヶ月で約15%減りました。貴社でも、お客様の声を社内の関係部署につなぎ、サービスの改善に貢献したいと考えています。

相手の要望を聞き出す力

私の強みは、相手が本当に求めていることを聞き出し、提案を絞り込めることです。アパレル店舗で接客販売を担当していた当初、多くの商品を紹介するほど購入につながらないことに悩んでいました。そこで、最初に来店の目的を伺い、提案する商品を2〜3点に絞る接客に切り替えました。その結果、常連のお客様からの指名数は月15件と店舗内で最多になり、個人売上も店舗スタッフ8名中2位になりました。貴社の法人営業でも、まずお客様の課題を丁寧に聞き出し、その課題に合った提案に絞り込むことで、信頼される営業を目指したいと考えています。

粘り強く取り組み続ける力

私の強みは、成果が出ないときにも原因を記録して分析し、やり方を改善し続けられることです。人材サービス会社で企業への電話営業を担当していた際、入社直後は商談につながる割合が低い状態が続きました。そこで、電話のたびに話した内容と相手の反応を記録し、週に一度振り返る習慣をつけました。記録を見返すと、最初の30秒で用件を伝えられていない電話ほど断られていることがわかったため、話し始めの内容を何度も作り直しました。半年後には、商談につながる割合が入社直後の約2倍になりました。貴社の営業でも、結果が出るまで改善を重ね、着実に成果を積み上げていきたいと考えています。

  • 課題を見つけて解決する力
  • 業務を効率化する力
  • 周囲を巻き込んで物事を進める力
  • 相手の要望を聞き出す力
  • 粘り強く取り組み続ける力

状況別の自己PR例文

社会人経験が浅い・第二新卒の場合

社会人経験が浅い場合は、大きな実績がなくても問題ありません。短い期間の中で、自分で工夫したことや、仕事への向き合い方を根拠にします。

私の強みは、わからないことをそのままにせず、自分で整理して周囲にも共有できることです。社内システムのヘルプデスクを担当して1年半になりますが、入社当初は問い合わせのたびに先輩に確認しており、対応に時間がかかっていました。そこで、先輩から教わった内容と自分で調べた解決方法を社内向けの資料にまとめ、チーム内で共有しました。その結果、自分だけでなくチーム全体で、よくある問い合わせへの対応時間が短くなりました。貴社でも、まずは業務を早く身につけ、学んだことを周囲と共有しながらチームの力になりたいと考えています。

未経験の職種に応募する場合

未経験の職種に応募する場合は、これまでの業務内容ではなく、業務の中で使ってきた力を強みにします。その力が、応募職種の仕事でどう活きるかまで伝えることが大切です。

私の強みは、相手の小さな変化に気づき、先回りして行動できることです。飲食店のホールスタッフとして働く中で、常連のお客様の好みや来店のパターンを記録し、来店時にお好みのメニューを先にご案内するようにしてきました。その結果、常連のお客様から名前を覚えていただけるようになり、店舗のアンケートでも接客の満足度が高く評価されました。法人営業の経験はありませんが、お客様の状況の変化に気づき、必要なタイミングで提案を行うという点で、この強みを活かせると考えています。

未経験の職種への転職の進め方は、20代未経験転職|狙える職種・将来年収・失敗しない進め方で解説しています。

転職回数が多い場合

転職回数が多い場合は、それぞれの職場に共通して発揮してきた強みを選びます。職場が変わっても同じ強みを発揮してきたことは、そのまま「応募先でも再現できる」根拠になります。

私の強みは、関係者それぞれの立場を理解し、仕事の段取りを組めることです。これまで販売、営業事務、法人営業の3つの職場を経験してきましたが、どの職場でも、関係者の予定や優先順位を確認したうえで段取りを組むことを心がけてきました。営業事務では、営業担当者ごとの繁忙期を把握して書類作成の順番を調整し、納期遅れをなくしました。法人営業では、お客様と社内の配送担当の双方と調整し、急な追加注文にも対応してきました。貴社でも、関係者の間に立ち、仕事が滞りなく進む段取りを組むことで貢献したいと考えています。

転職回数や在籍期間の短さが気になる場合は、短期離職の理由を転職・面接で使える言葉に変える方法もあわせて確認してください。

実績を数字で示しにくい仕事の場合

事務やサポート業務など、売上のような数字が出にくい仕事でも、時間・件数・頻度・期間に置き換えれば、根拠を具体的に示せます。

私の強みは、部署間の調整を通じて、仕事が滞らない状態をつくれることです。総務部で社内の各種申請の窓口を担当していた際、申請の差し戻しが多く、各部署の担当者が何度もやり取りをする状況が続いていました。差し戻しの理由を3ヶ月分集計し、間違えやすい項目に記入例を加えた申請書に改訂したうえで、各部署に説明して回りました。その結果、差し戻しの件数は改訂前の半分以下になりました。貴社の総務職でも、社内の各部署と連携しながら、手続きが滞りなく進む仕組みづくりに取り組みたいと考えています。

数字に置き換える方法は、職務経歴書の書き方で詳しく解説しています。

職務経歴書・履歴書・面接で、自己PRの長さと伝え方を変える

自己PRは、伝える場所によって求められる長さが変わります。3つの要素の構成はそのままに、長さに合わせて内容を調整してください。

職務経歴書では、200〜300字で職務経歴の内容と結びつける

職務経歴書の自己PR欄では、200〜300字を目安にまとめます。職務経歴書には業務の詳細が書かれているため、根拠のエピソードは、職務経歴に書いた内容の中から選ぶと、書類全体に一貫性が生まれます。

職務経歴書全体の書き方は、職務経歴書の書き方で解説しています。

履歴書の自己PR欄では、要点を短くまとめる

履歴書の自己PR欄は、スペースが限られていることが多いため、3つの要素をそれぞれ1文程度にまとめます。根拠のエピソードは「何をして、どうなったか」に絞り、詳しい経緯は職務経歴書や面接で伝える前提で書きましょう。

面接では1分程度で話し、深掘りの質問に備える

面接で自己PRを聞かれたら、1分程度(300字前後)で話せる長さにまとめます。書類に書いた内容と同じ強みとエピソードを話し、内容が食い違わないようにしてください。

面接では、自己PRのあとに「その場面で、なぜその方法を選んだのですか」「うまくいかなかったことはありますか」など、エピソードを深掘りする質問が続きます。本当に経験したことであれば、質問を重ねるほど具体的な話が出てくるはずです。反対に、深掘りするほど話が抽象的になっていくと、その経験への関わりが浅かったのではと判断されます。エピソードについては、書類に書いた以上のことを話せるように準備しておきましょう。

面接でよく聞かれる質問と答え方は、転職の面接でよく聞かれる質問と答え方で解説しています。

自己PRで避けたいこと

強みを複数並べる

「私の強みは、コミュニケーション能力と責任感、そして粘り強さです」のように強みを複数並べると、1つひとつの根拠が薄くなり、どの強みも印象に残りません。強みは1つに絞り、その根拠を具体的に伝えてください。

「コミュニケーション能力」など、抽象的な言葉だけで終わる

「コミュニケーション能力」「責任感」「協調性」などの言葉は、多くの応募者が使うため、それだけでは差がつきません。また、人によって意味する内容が違うため、仕事で何ができるのかが伝わりません。抽象的な言葉を使う場合は、「相手の要望を聞き出し、提案を絞り込める」のように、仕事の中での行動に言い換えてください。

自分の役割や行動が見えない実績を書く

「リーダー的なポジションにいました」「部下の指導をしていました」のように、数字もプロセスもない実績は、採用担当者から見て評価の材料になりにくいのが実情です。リーダーとして何に取り組み、どう行動し、どんな結果につながったのかまで書いてください。

応募先の仕事と関係のない強みを選ぶ

どれだけ自信のある強みでも、応募先の仕事で活かせなければ、評価にはつながりません。強みは、自分が一番自信のあるものではなく、応募先が求めているものから選んでください。

ネットの例文をそのまま使う

ネットの例文をそのまま使った自己PRは、どうしてもよく聞く内容に寄っていきます。面接官は多くの応募者の自己PRを聞いているため、自分と向き合って考えた答えか、どこかで見た答えをなぞっているだけかは、話の具体性にはっきり表れます。例文は構成の参考にとどめ、エピソードは必ず自分の経験で書いてください。

  • 強みを複数並べる
  • 「コミュニケーション能力」など、抽象的な言葉だけで終わる
  • 自分の役割や行動が見えない実績を書く
  • 応募先の仕事と関係のない強みを選ぶ
  • ネットの例文をそのまま使う

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よくある質問

自己PRと長所は違いますか?

長所は、その人の性格や人柄の良いところを指します。自己PRは、仕事で発揮できる強みを、根拠と応募先での活かし方とあわせて伝えるものです。長所を自己PRにする場合は、「その長所が、仕事の中でどんな行動として表れ、どんな結果につながったか」まで伝えてください。

自己PRと志望動機の違いは何ですか?

自己PRは「自分の強み」を、志望動機は「その会社を選んだ理由と、入社後にしたいこと」を伝えるものです。自己PRは応募先によって選ぶ強みが変わることはあっても、強みそのものは変わりません。一方、志望動機は応募先ごとに内容が変わります。志望動機の書き方は、転職の志望動機の書き方で解説しています。

面接の自己紹介と自己PRは、どう違いますか?

面接の自己紹介は、名前とこれまでの経歴の概要を1分程度で伝えるものです。自己PRは、その中から1つの強みに絞り、根拠と活かし方を伝えるものです。自己紹介を求められたときに、自己PRを長く話しすぎないように注意しましょう。

面接の自己紹介の組み立て方は、転職面接の自己紹介の作り方で解説しています。

本当に強みが見つからない場合は、どうすればいいですか?

一人で考えていると、自分にとって当たり前のことほど強みだと気づけません。経験の棚卸しシートで経験を書き出したうえで、信頼できる同僚や友人に「自分の仕事ぶりで良いところはどこか」を聞いてみてください。転職エージェントに相談すれば、職務経歴の内容から強みを一緒に整理してもらうこともできます。転職エージェントを使うべきか迷っている人は、転職エージェントは使うべき?5分でわかる判断シミュレーションを参考にしてください。

字数が指定されている場合は、どう調整すればいいですか?

字数の調整は、主に根拠のエピソードの長さで行います。200字程度なら、強み・根拠・活かし方をそれぞれ1〜2文でまとめます。400字程度なら、エピソードの「課題」と「考え」を詳しく書き、なぜその行動を選んだのかが伝わるようにします。強みと活かし方は、字数が変わっても1文程度で十分です。

弱みを聞かれたら、どう答えればいいですか?

弱みは、自分を客観的に理解しているか、弱みにどう向き合っているかを確かめる質問です。応募先の仕事で致命的にならない弱みを選び、「弱み→その弱みで困った経験→改善のために取り組んでいること」の順に伝えます。詳しくは、転職の面接でよく聞かれる質問と答え方で解説しています。

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自己PRを考えるうちに迷いが出てきたら、今動くべきかを整理しておきましょう。元採用責任者の視点で作った診断に答えると、今動くべきか、まだ今の職場で試せることがあるかがわかります。

転職すべきか診断を受ける

まとめ

転職の自己PRは、「強み・根拠・活かし方」の3つの要素で構成します。評価されるのは強みの大きさではなく、その強みを応募先でも同じように発揮できるかどうかです。大きな実績がなくても、何を考え、どう行動したかを具体的に伝えれば、再現できる強みとして評価されます。

強みが見つからないときは、任されてきたこと、自分で工夫したこと、周囲から評価されたことを書き出し、そこに表れている力を強みの言葉に置き換えてください。そのうえで、応募先の求める人物像に合う強みを1つ選び、3つの要素で組み立てましょう。

まずは、これまでの仕事で任されてきたことと、自分で工夫したことを書き出すところから始めてください。転職活動全体の進め方を確認したい人は、転職は何から始める?求人探しの前にやるべき5つの準備もあわせて参考にしてください。

この記事を書いた人

管理人S(キャリア転職ナビ+編集部)

元WEB系事業責任者/面接担当 300名以上

WEB系事業の責任者として、300名以上の採用面接を担当し、書類選考から採用判断まで一貫して関わってきました。自身も3回の転職を経験し、選ぶ側と選ばれる側の両方の目線から、後悔しない転職の判断と準備を発信しています。

面接官が本当に見ている5つのこと運営者の転職履歴管理人Sのプロフィール運営者情報・編集方針

キャリア転職ナビ+は、唯一の正解を示すのではなく、あなたが自分で納得して判断できる状態になることを目的に情報を発信しています。

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